ザ・ロイヤルファミリー登場馬の血統表
『ザ・ロイヤルファミリー』は、「継承」をテーマに描かれた競馬ドラマ。親から子へ受け継がれるものは、人の想いだけではない。競走馬の血統、牧場、馬主、そして騎手――競馬という世界そのものが"継承"によって成り立っている
そのため作中には数多くの血統表や競走馬データが登場し、実在競馬を知る人ほど気になる情報が散りばめられている
本記事では、ドラマに登場した順に各馬の血統を紹介。ドラマ本編で確認できた情報を中心にまとめ、判明しない部分は小説版で補足した。また、情報に矛盾がある場合は、より重要な扱いを受けているものを優先している
※なお、小説版(2017~2018年連載)とドラマ版(2025年放送)では各登場馬の生年が異なり、それに伴って関連する繁殖馬の生年も調整されている

第1話
エイミーズチャンプの2010
北稜ファームのセリに上場された馬。山王耕造がセリに参加するも、2億9千万円で椎名善弘が落札
【ドラマ第1話 04:13】セリ上場時に情報がアナウンス

ロイヤルファイト
栗栖が仕える前から山王耕造が所有していた馬。2008年にロイヤルイザーニャと2頭で合わせて3千万円で購入
【ドラマ第2話 25:16】栗栖が広中調教師に渡した資料に詳しい情報が記載

※【ドラマ第1話 24:20】の回想で父(ダークシャドウズ)は重賞4勝との情報
※【ドラマ第7話 20:25】山王優太郎が見ていた資料にはロイヤルファイトの母母がサウンドヴァースと表記されており、矛盾が生じる
※【小説 第一部 希望・三月】ロイヤルファイトは白毛。母の父ボビーバウンズはアイルランド産とある
ロイヤルイザーニャ
栗栖が仕える前から山王耕造が所有していた馬。脚が曲がっていたが、牧場主の亡くなった息子が母馬の名付けをした思い入れを汲んで、2008年にロイヤルファイトと2頭で合わせて3千万円で購入
【ドラマ第2話 48:30】広中調教師が血統表の母系を指でなぞり、多くの情報が記載
【ドラマ第3話 18:19】本馬の馬房のボードに父馬が記載

※【ドラマ第2話 50:51】広中「マイティプラットは筋金入りの逃げ馬だ」と発言
※価格の映像はなかったが、合わせて3000万で買ったロイヤルファイトは1500万円と表記されていたため、こちらも1500万円と表記されると推察
第3話
ノワリテウスの2011
栗栖が見ていた北稜ファームの血統カタログの馬
【ドラマ第3話 07:30】

※父スペシャルソニックはその父・母の馬名も含めて、スペシャルウィークのオマージュと推察される。そこから辿れる先祖も、史実馬のオマージュと推察
ビートホースの2011
北稜ファームの血統カタログ「ノワリテウスの2011」の次ページに記載されていた馬
【ドラマ第3話 07:31】

ソレイユブライトの2012
野崎加奈子が栗栖に見せた野崎ファームの血統カタログの馬
【ドラマ第3話 08:09】

ゴールデンレールの2011
北稜ファームのセリに上場されていた馬。広中調教師に「マイルに強い血統で期待できる」と言われるも、有馬記念制覇を目指す山王耕造は買わず
【ドラマ第3話 11:41】セリ上場時に情報がアナウンス

ブラックフラッシュの2011
北稜ファームのセリに上場。山王耕造がセリに参加するも椎名義弘が3億2千万円で購入
【ドラマ第3話 13:17】セリ上場時に情報がアナウンスされ、オークショニアに「最強の父を持つ牡馬」と紹介された

ロイヤルホープ
アメリカで種付けした、野崎ファームの一番馬。山王耕造が1億円で庭先購入
【ドラマ第3話 20:55】栗栖が山王耕造らに「カツノミラクルの2012(ロイヤルホープ)」のカタログを見せた
【ドラマ第7話 00:49】中条耕一のパソコンにロイヤルホープの5代血統表が表示(ただし4代より上は解像度的に読めず)

※【小説 第一部 希望・四月】ドバイのG2を完勝。ファイナルダンサー系で、ファイナルダンサーは「二十世紀最高の種牡馬」とある。ノーザンテースト≒ノーザンテーストと考え、ファイナルダンサー≒ノーザンダンサーと推察
第4話
ヴァルシャーレ
椎名善弘の所有馬
【ドラマ第4話 9:05】 競馬ブックの特集記事にデータが記載。勝ち鞍は異なるが生年と、自身+母父の馬名が似ている点からディスクアイ≒ディープインパクトと推察

※【小説 第一部 希望・五月】ディスクアイは現役時代にG1を7勝。種牡馬としても大成功し、昨年度(作中2005年度)の種牡馬収得賞金ランキングはぶっちぎりの第1位とあり、この点からもディスクアイ≒ディープインパクトと推察される
※【小説 第一部 希望・八月】作中2007年のサイヤーリーディングは1位ディスクアイ、2位サマースカイ、3位カンノローズで3頭とも父はワールドグロウとなっており、小説版ではサンデーサイレンスの名前がドラマ版と異なっている
第7話
”ワルシャワの2016”の2020予定馬
山王耕造が構想していた配合。肌馬ワルシャワの2016とロイヤルホープを掛け合わせた場合の血統表。のちに中条耕一から血統的な問題点が指摘され、実現ならず
【ドラマ第7話 4:21】

※【小説 第一部 希望・八月】”ワルシャワの2006”がオーガストセールに上場され山王耕造が2億円で落札。相次ぐ故障で未出走。その母ワルシャワは現役時代5勝。父はディスクアイでドラマ版と異なる
ロイヤルファミリー
中条耕一の提案による掛け合わせで生まれ、山王耕造から中条耕一に相続された馬

※【小説 第二部 家族・冬】作品の最後にロイヤルファミリーの血統表と戦績が記載
※【小説 第二部 家族・夏】ロイヤルファミリーはロイヤルハピネス譲りの尾花栗毛とあり他媒体と毛色が異なる
※【小説 第二部 家族・秋】椎名展之のコラムで「ロイヤルハピネスはラスプロの3×3」と記載。ラスプロはミスプロのオマージュとすると(ラストプロスペクター?≒ミスタープロスペクター)と推察
第8話
ソーパーフェクト
椎名善弘の息子、椎名展之の所有馬
【ドラマ第8話 2:26】北稜ファームのセリに上場されたソーライディンの2022(ソーパーフェクト)の血統カタログに記載

※【小説 第二部 家族・秋】小説版ではロイヤルホープ産駒。セリでの落札額1900万円とドラマ版と異なる
第10話(最終話)
ビッグホープ
椎名義弘が、生前の山王耕造に計画を持ち掛けて実現した馬。日本海S、ステイヤーズSを逃げて圧勝した以外の戦績は不明
【ドラマ第10話 44:43】山王耕造が、椎名所有の牝馬とロイヤルホープの血統カタログを見る
