週刊・逃げ馬ランキング

「逃げ」という点に重点を置いてランキング付けをしています

週刊・逃げ馬ランキング

2017.06.18(日) 『函館SS』『ユニコーンS』『米子S』『北斗特別』レース結果・逃げ馬短評





 

『函館スプリントステークス(3歳上G3)』函館 芝1200m

◆勝ち馬◆ ジューヌエコール 勝ち時計 1:06.8(良)

◆逃げ馬◆ シュウジ     前半ラップ32.2 着順10着

 レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆

無理なくスタートしたシュウジが自然な走りのまま前に出て、すんなりハナを切った。しかし数字上は3F32.2秒という猛烈なハイラップ

そのまま抑えることなくコーナーを回り切り直線を向くと、残り200mで2番手の馬に交わされた。その後はまったく抵抗できずに後退、10着入線

 

★逃げ馬評価★

他の逃げ馬たちが激しく手を動かす中、馬の気持ちのままに超ハイラップを刻んだシュウジ。前走の高松宮記念での逃げからも、先行力だけならG1級と言えそうだ。この夏は1000m戦で力を発揮させていきそう。年齢的に落ち着くようなら1200mが持つ程度の抑えた走りができるようになるかもしれない。芝短距離部門3位にランクイン

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『ユニコーンステークス(3歳G3)』東京 ダート1600m

◆勝ち馬◆ サンライズノヴァ 勝ち時計 1:35.9(良)

◆逃げ馬◆ シゲルコング   前半ラップ34.1 着順15着

 レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆

好スタートから押して200mで1馬身抜け出したテイエムヒッタマゲが逃げるかと思われたが、出遅れてからの猛烈な追い上げを敢行した最内1番のシゲルコング300mで先頭を奪いとり玉砕的なハイペースで逃げることになった

2番手だったテイエムヒッタマゲ戦意喪失したこともあり、コーナーではさらに3馬身ほどのリードを作って直線に入る

しかし後続が仕掛けるとすぐにリードはなくなり残り400mで完全にガス欠し、ずるずると後退。最終的には15着での入線に終わった

 

★逃げ馬評価★

出遅れてから押しまくって先頭に立たせた時点でオーバーペースのところを、さらに突き放していったシゲルコング。公式の前半3Fが34.1秒で、出遅れ分を考えるとこの馬は前半3F33.6秒くらいの1000m戦ペースの走りをしたことになる。逃げなければ駄目なタイプの馬であれば仕方のない動きだが、過去の成績にそんな様子はないので理解に苦しむ

おそらく騎手が2年目の新人なので調教師から「絶対逃げるように」との指示があったのを遵守したのではと予想される。しかしあまりに悪目立ちする乗り方だったので、小さな信頼を得る代わりに大きな信用を失ったような気がする

今回の逃げ馬ランク入りは見送るが、シゲルコングが次走以降逃げるようになるなら、荒療治として評価できるレースだったといえるかもしれない

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『米子ステークス(3歳上OP)』阪神 芝1600m

◆勝ち馬◆ ブラックムーン 勝ち時計 1:31.9(良)

◆逃げ馬◆ ダノンメジャー 前半ラップ35.4 着順6着

 レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆

スタートから唸るようなフォームでグングン前に出たダノンメジャー200mで先頭を確定させた。しかし400mまでは2番手の馬からのつつき気味のプレッシャーがあったので、この馬にとって楽なペースには落とせずに逃げ続けることになった

最後の直線でもほぼ馬なりで1馬身をキープ出来ていたのだがスタミナ的に更なるスパートは欠けられず、残り200mで後続に外から次々と交わされていき6着での入線となった

 

★逃げ馬評価★

ダノンメジャーは、前走ではスローペースに持ち込んでからの早めスパートで勝利していただけに、今回のつつかれる展開は厳しかったようだ。トータルのタイムで見れば前半35.4秒で後半が上り33.4秒にもかかわらず、はっきりとした落ち着きどころのメリハリが作れなかった。結果的に馬の先行力にまかせた一本調子な競馬になってしまったといえる

そのわりにはしっかり最後まで走り切っていたので、力自体は勝ち馬とも引けを取っていないという解釈もできる。中距離を中心に走っている馬だがマイルなら遜色なく力を発揮できそう。短距離部門5位にランクイン

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『北斗特別(3歳上1000万下)』函館 芝1800m

◆勝ち馬◆ クロコスミア 勝ち時計 1:45.7(良)

◆逃げ馬◆ クロコスミア 前半ラップ35.7 着順1着

 レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆

ややバランスの崩れたスタートも、すぐに加速して先頭に立ったクロコスミア。行きたがるところをガッチリ抑えて1馬身差キープの逃げ、平均ペースで平穏に進行させた

追い出しのタイミングを待ったが、持ったままの手ごたえのまま一向に後続に迫られる気配がなかったので、結局短い直線に入ってからスパート。そのまま他馬を置き去りし楽々逃げ切り勝ち。自分一頭だけの力でコースレコードを出した

 

★逃げ馬評価★

芝短距離部門の逃げ馬ランキングに名を連ねるクロコスミア重賞路線をひっぱってきたこの馬には、自己条件となる1000万下では力上位が歴然だった。今回はレースの格が低いためランクインとはならないが、ここを足掛かりに層の厚い中長距離路線での活躍も見込めそうな走りを見せた

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今回のレース前記事はこちら↓nigeuma.shintaro-amano.com