【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

【逃げ馬・レース結果】『NHKマイルC / 新潟大賞典 / 鞍馬S / ブリリアントS (2018.05.06・日)』力を出し切っての敗戦テトラドラクマ

 

『NHKマイルカップ(3歳G1)』東京 芝1600m(良)

◆勝ち馬◆ ケイアイノーテック    勝ち時計 1:32.8【平均ハロン 11.60】

◆逃げ馬◆ テトラドラクマ(14着) 前半ラップ 34.4【3F基準 34.8】《Mペース》

 

◇ラップタイム表◇

NHKマイルカップ2018年のラップタイム表

○表型の特徴 ― 残り600mで早い仕掛け

 

 

◆逃げ馬レース展開◆テトラドラクマ中心視点

【スタート】  好スタートを決めたダノンスマッシュを内からテトラドラクマが徐々に交わして隊列完成

【最終コーナー】  抑えた手ごたえで1馬身リードの逃げ

【最後の直線】  すぐ並びかけられスパート。残り300mで交わされると力が残っておらず後退、14着となった

 

 

☆まとめ☆

《テトラドラクマ ◇ランクイン 圏外→9位

内枠持ち前のスピードで先頭に立った。着順は14着とふるわなかったが、前走のクイーンC勝利時と似たタイム構成。力をしっかり出せた反面、ここが現時点での限界なのかもしれない

 

《カシアス ◇ランクダウン 4位→10位

スローペースを逃げたい馬のようで、スタートから他馬が前を狙ったのを確認した時点で早々と控えた。ただ、案の定中団でのレースはさらに苦手だったらしく10着に敗退

 

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『新潟大賞典(4歳上G3)』新潟 芝2000m(良)

◆勝ち馬◆ スズカデヴィアス  勝ち時計 2:00.0【平均ハロン 12.00】

◆逃げ馬◆ ラインルーフ(16着) 前半ラップ 36.9【3F基準 36.0】《Sペース》

 

◇ラップタイム表◇

新潟大賞典2018年のラップタイム

○表型の特徴 ― 極端なスローから1200m地点での急激なペースアップ

 

 

◆逃げ馬レース展開◆ラインルーフ中心視点

【スタート】  ふわりと出て様子を見ながらの先頭争いで、抑えながら前に出たのがラインルーフ

【中盤】  1馬身のリードで抑えながらの逃げ

【最終コーナー】  ステイインシアトルが素早く真横に並んできて、手を激しく動かして抵抗

【最後の直線】  後続のスパートについていけずズルズルと後退して最下位入線

 

 

☆まとめ☆

《ラインルーフ ◇ランク圏外

今回は前半が極端に遅いペースだったため、押し出されるように先頭に立った。もともとはダートで昇級してきた馬なので道中のペースの変化に弱く、残り800mからの争うようなスパート合戦にまったくついていけなかった

 

《ステイインシアトル ◇ランク圏外

”スローのタメ逃げ”が得意な切れ味鋭い馬。今回のペースは得意中の得意で、勝ち馬とわずかな差の2着も当然の展開。最後の直線で手前を変えてヨレたのは、久々の分だったか

 

《マイスタイル ◇ランクダウン 9位→11位

前走6ヵ月の休養明けを超ハイペースで先行して2着となり期待が高まっていた。しかし今回、なぜかこのスローペースを抑えに抑えて中団待機策で凡走。調教師の指示なのか、騎手の判断なのか、どちらにしても不可解な判断。本当に本当にもったいない

 

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『鞍馬ステークス(4歳上OP)』京都 芝1200m(良)

◆勝ち馬◆ ティーハーフ      勝ち時計 1:08.0【平均ハロン 11.33】

◆逃げ馬◆ アクティブミノル(8着) 前半ラップ 34.4【3F基準 34.0】《Mペース》

 

◇ラップタイム表◇

鞍馬ステークス2018年のラップタイム表

○表型の特徴 ― 0~200mだけ遅いイーブンペース

 

 

◆逃げ馬レース展開◆アクティブミノル中心視点

【スタート】 各馬様子を見ながらのスタート。 そうこうしているうちに立ち遅れを挽回しようと激しく追っていたアクティブミノルが後ろから抜け出し先頭を奪った

【最終コーナー】  ペースが落ちないように常に気合を付けながらの逃げ

【最後の直線】  直線の入口で2番手の馬に交わされるも内で意外と粘り、8着入線

 

 

☆まとめ☆

《アクティブミノル ◇ランクキープ 6位→6位

前走天王山Sでは”馬の行く気を削ぐレース”になったので心配していたところ、やはり先行意識が低くなっていたようでスタートで立ち遅れた

今回は他の先行馬が逃げを主張しなかったため、この馬が逃げられたカタチ。運が良かったとはいえ逃げを実行できたことは収穫。この逃げで”鋭い先行力”が修正されれば、今後もまだまだ活躍の場はある

 

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『ブリリアントステークス(4歳上OP)』東京 ダ2100m(良)

◆勝ち馬◆ フェニックスマーク     勝ち時計 2:10.8【平均ハロン 12.46】

◆逃げ馬◆ シャイニービーム(15着) 前半ラップ 36.8【3F基準 37.4】《Hペース》

 

◇ラップタイム表◇

ブリリアントステークス2018年のラップタイム表

○表型の特徴 ― 先頭が入れ替わり加速減速を繰り返した

 

 

◆逃げ馬レース展開◆シャイニービーム中心視点

【スタート】  シャイニービームがスタートから激しく追って先頭に立った

【中盤】 600m地点で後続のペースが落ち2馬身離すと、中段にいたリーゼントロックが上がってきて1000m地点で先頭を奪った

【最終コーナー】  シャイニービームは馬群に包まれ脱落、リーゼントロックは先頭を守るため気合を付けながらの走り

【最後の直線】  直線に向かうと後続がすぐに迫った。一旦は馬体を合わせる形に持ち込んだが、残り300mでリーゼントロックも脱落し後方に沈んだ

 

 

☆まとめ☆

《シャイニービーム ◇ランク圏外

確固たる逃げ馬がいないと踏んで、最初から猛プッシュで先頭を奪った。しかし、すぐにロイヤルバンプに並びかけられ、それを振り切りペースを落としかけたところでリーゼントロックに交わされる苦しい展開

今年に入ってから凡走が続いているので、一旦立て直しが必要そう

 

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