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【ダービー卿CT・2019年】ギリギリの能力勝負を演出、マルターズアポジー|逃げ馬レース結果

★逃げ馬的中★

 

『ダービー卿チャレンジトロフィー』(4歳上G3)  中山 芝1600m

◆勝ち馬◆ フィアーノロマーノ     勝ち時計 1:31.7(良)
◆逃げ馬◆ マルターズアポジー(14着) 前3Fラップ 33.9《H》※レース平均3F 34.4

 

レース展開・位置取り図

ダービー卿チャレンジトロフィー2019年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

ダービー卿チャレンジトロフィー2019年のラップタイム表

 

 

☆逃げ馬短評

《マルターズアポジー》

内枠から無難なスタート、素早い加速で先頭に。道中はエイシンティンクルにつつかれてペースを落とせずに走り、最後の直線ではすぐに交わされてしまった。ただそのあとも追いすがる姿勢は見せて、14着という着順ほど悪い内容ではなかった

力任せの逃げは年齢的に厳しくなってきたように見えるが、今回に関しては強力な同型と当たっての負け。マイペースで行ければまだまだやれそうではある

 

《エイシンティンクル》

内にマルターズアポジーがいるということで、スタートから控えめに行った。しかし馬が徐々に前に行きたがり、かかり気味に2番手に。最後の直線手前で一瞬先頭に立ったものの、そこでスタミナ切れになり最後は13着

やはり自分で先手をとらないと力を十分には発揮できないようだ。次走はもっと逃げやすいレースを選びそう

 

 

勝ち馬短評

《フィアーノロマーノ》

まったく緩みのないハイペースのレースで、持続してスピードを出す能力が問われる展開だった。ここまで速いと、後ろを走っていてもスタミナが削られるほどのペース

レース中盤で後方の位置にいた馬たちは、追い込み作戦というより「スピードについていけない」といった感じで、この時点で早々とレースの勝敗から脱落

勝ったフィアーノロマーノは4番手と先行集団につけて、直線早め先頭に立って逃げ込んだ。ハイペースの中でこれが出来るのは特別に高いスピード持続能力を持っていると言える。この競馬を単走でもできるようになれば(つまり逃げができれば)、G1でも強豪の一角に入ることが出来そうだ