★逃げ馬的中★
『ダービー卿チャレンジトロフィー』(4歳上G3) 中山 芝1600m
◆勝ち馬◆ フィアーノロマーノ 勝ち時計 1:31.7(良)
◆逃げ馬◆ マルターズアポジー(14着) 前3Fラップ 33.9《H》※レース平均3F 34.4
レース展開・位置取り図
ラップタイム表
☆逃げ馬短評
《マルターズアポジー》
内枠から無難なスタート、素早い加速で先頭に。道中はエイシンティンクルにつつかれてペースを落とせずに走り、最後の直線ではすぐに交わされてしまった。ただそのあとも追いすがる姿勢は見せて、14着という着順ほど悪い内容ではなかった
力任せの逃げは年齢的に厳しくなってきたように見えるが、今回に関しては強力な同型と当たっての負け。マイペースで行ければまだまだやれそうではある
《エイシンティンクル》
内にマルターズアポジーがいるということで、スタートから控えめに行った。しかし馬が徐々に前に行きたがり、かかり気味に2番手に。最後の直線手前で一瞬先頭に立ったものの、そこでスタミナ切れになり最後は13着
やはり自分で先手をとらないと力を十分には発揮できないようだ。次走はもっと逃げやすいレースを選びそう
勝ち馬短評
《フィアーノロマーノ》
まったく緩みのないハイペースのレースで、持続してスピードを出す能力が問われる展開だった。ここまで速いと、後ろを走っていてもスタミナが削られるほどのペース
レース中盤で後方の位置にいた馬たちは、追い込み作戦というより「スピードについていけない」といった感じで、この時点で早々とレースの勝敗から脱落
勝ったフィアーノロマーノは4番手と先行集団につけて、直線早め先頭に立って逃げ込んだ。ハイペースの中でこれが出来るのは特別に高いスピード持続能力を持っていると言える。この競馬を単走でもできるようになれば(つまり逃げができれば)、G1でも強豪の一角に入ることが出来そうだ