【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

【オーシャンS】”短距離逃げ馬不作時代”に番手屋が物申す、レイハリア|逃げ馬レビュー2023年

『オーシャンステークス』(4歳上G3)  中山 芝1200m

◆逃げ馬◆ レイハリア(10着) ◆前3F 33.4 ※平均 33.70

 ◇勝ち馬◇ ヴェントヴォーチェ【差】  ◇勝ち時計 1:07.4(良

オーシャンステークス2023年のラップタイム表

逃げ馬展開

好スタートを切ったレイハリアが内から並んできたオパールシャルムを制してハナヘ。1馬身差で逃げ、直線残り200mでかわされると伸びを欠いて後続にかわされた

逃げ馬短評

《レイハリア》

▼”ハイラップ上等の番手マーク屋”が、今回は周りの遅さに堪えかねてか自分で逃げた。パンサラッサで逃げに再覚醒した吉田豊騎乗ということもあり期待がかかったが、結局は近走二桁着順の不振そのままの結果になってしまった

▼5走前から数えて馬体重がプラス10㎏→マイナス16㎏→プラス10㎏→マイナス16㎏→プラス10㎏(今回)と、大幅増減を繰り返していて体調面での不安定さがうかがえる

今回の”逃げてみる試み”も不発に終わり、次はまた別の工夫をすることになるだろう。しかしまずは体調(あるいは精神面か)の安定が達成されないと改善のしようがないように見える

《ジャスパージャック》

▼外枠から好スタートするも様子見の姿勢であまり押さず、徐々に上がって2番手に付けるカタチ。直線でレイハリアに並びかけたが結局2頭で伸びあぐねた。ゴール前で何らかの理由により手綱を引いて13着でゴール

▼1F目11.7秒はこの馬の持ち時計で、この馬なりに速さは発揮していた。ランキング2位にしては情けないことだが、現状この馬より速い馬が少ないのだから仕方がない

今回逃げたレイハリアは番手屋のイメージが強いためランキング入りを見送るとなるとこのまま順位は動かず。不作気味な短距離ランキング、春に向けて速い逃げ馬の登場に期待したい