『阪神大賞典』(4歳上G2) 阪神 芝3000m
◆逃げ馬◆ アフリカンゴールド(4着) ◆前3F 38.6 ※平均 37.22
◇勝ち馬◇ ジャスティンパレス【先】 ◇勝ち時計 3:06.1(良)
逃げ馬展開
アフリカンゴールドが激しく押して抜け出しハナに立つと、3/4馬身~1差で逃げた。残り800mでリードを2馬身に広げて逃げ込み態勢を作り直線へ。残り150mで勝馬にかわされ最後は4着でゴール
逃げ馬短評
《アフリカンゴールド》
▼1F目13.0秒とかなり遅いラップでもすぐに抜け出せた事を考えると、他の馬たちはほとんど”前に行く速さと気持ち”がなかったようだ
ハナに立ってすぐにラップを落としても逃げポジションを脅かす馬は出てこず、結局〔0~1000m64.9秒 1000~2000m63.3秒 2000~3000m57.9秒〕という中盤までスローに偏ったレース展開になった
勝馬ジャスティンパレスの上がりがメンバー中最速の34.2秒で、逃げたアフリカンゴールドは34.8秒。この馬にしては最大限の速さを出しており「入着目的」なら大成功、「勝利目的」なら惜しいレースメイクだったといえる
▼今回はハナを切って持ち味のスタミナを十分活かせた。出脚の速さがないので今後も同型と当たると厳しいが、もし”位置取りの相手関係”にさえ恵まれればまだまだやれるところを見せてくれた