【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

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【函館記念】数字以上のオーバーペースひき起こし、ユニコーンライオン|逃げ馬レビュー2023年

『函館記念』(3歳上G3)  函館 芝2000m

◆逃げ馬◆ ユニコーンライオン(12着) ◆前3F 35.4 ※平均 36.42

 ◇勝ち馬◇ ローシャムパーク【差】  ◇勝ち時計 2:01.4(稍

函館記念2023年のラップタイム表

逃げ馬展開

2番枠ユニコーンライオンがまあまあのスタートから激しく押して出ていきハナ。向こう正面では半馬身差に迫られてから最大1馬身半差に広げる逃げ。最終コーナーで並ばれて猛プッシュ。残り200mで後ろから来た馬にかわされて失速した

逃げ馬短評

《ユニコーンライオン》

▼1F目12.2秒で明確に前に出る速さを見せた

早め早めの競馬で後続の脚を削りにいったが、予想以上に馬場が重かったようで結果的にオーバーペース。入着上位5頭が道中10番手以下という極端な差し追込展開になってしまった

▼やるべきことはやった。トップハンデ59㎏と今の函館の重い芝が想定以上に堪えたのだろう。出足は衰えておらず今後も逃げに期待

《テーオーシリウス》

▼外枠から並のスタート。すぐ前に出たが内のユニコーンライオンが抜け出ており2番手に。第3コーナーのペースアップで置いて行かれて後方に下がり、最後は大きく離れた最下位

▼この馬の力を考えると不可解なほど早い失速。ハナに立てずヘソを曲げたからなのか、あるいは何らかの故障があったのかもしれない

今後特に故障の情報が出ないようなら”逃げるしかない馬”と考えられる

《キングオブドラゴン》

▼大外スタートに加えて発馬で煽って出遅れ。コツコツ押しながら4番手をキープし、第3コーナーで猛スパート級の押し方でズブさ見せつつ位置が下がるが、直線で他馬に囲まれると”謎のひと伸び”をして7着に入った

▼相変わらずズブいがスタミナあるところ見せた。今後もハナ立てるメンバーのレースならチャンスある

《ドーブネ》

▼並のスタートから少し押して出たが、バラけたところで早々と手綱を抑え外に進路をとった。しかし大外から上がってきたキングオブドラゴンに外をふさがれ結局内の5番手。道中馬群に揉まれ、最終コーナーで上がっていったがそこからあまり伸びず8着

▼近走バラけた位置取りで好走してきたが、今回はプレッシャーを受ける競馬で敗北。前述したように序盤の”横の位置取り”のアヤで勝負が決まってしまった

今後も他に逃げ馬がいれば”バラけた番手”を狙うだろう