『新潟記念』(3歳上G3) 新潟 芝2000m
◆逃げ馬◆ フラーズダルム(6着) ◆前3F 36.1 ※平均 35.70
◇勝ち馬◇ ノッキングポイント【差】 ◇勝ち時計 1:59.0(良)
逃げ馬展開
発馬から様子見が続き300m地点で4番枠フラーズダルムがかかり気味に抜け出した。道中3馬身差の逃げをし、直線残り300mでかわされるも粘って6着
逃げ馬短評
《フラーズダルム》
▼差し追い込み場だらけのレース。唯一先行実績のあったバラジがスタートで立ち遅れてテン1F目13.2秒という超スローラップになった。その結果マイルの追い込み馬であるフラーズダルムが前に押し出されることに
序盤はかかる素振りを見せたがハッキリ抜け出してからは折り合ったようでラップ12.4秒に落とすことに成功。上位入着馬が上がり33秒台を出す中で自身は上がり34.7秒とまとめて9番人気ながら6着と善戦した
▼生涯初の”逃げ”でスロー展開に乗っての善戦ではある。しかしもしこのレースを中団で控えられていればこの馬の持ち味”マイルで鳴らした33秒の脚”を繰り出せたかも、と考えられるだけに惜しかったともいえる
今回の逃げがこれまでのスタイルを崩すほどの価値のある走りとは言い難いので、次走は”控える競馬”にこだわってくるだろう