『オールカマー』(3歳上G2) 中山 芝2200m
◆逃げ馬◆ タイトルホルダー(2着) ◆前3F 36.0 ※平均 35.73
◇勝ち馬◇ ローシャムパーク【差】 ◇勝ち時計 2:12.0(良)
逃げ馬展開
2番枠で好発を決めたタイトルホルダーがすぐに押してハナへ。向こう正面まで4馬身差で逃げ、1200m通過あたりで後続が追い上げ半馬身差。直線でしぶとく伸び続けローシャムパークにはかわされたものの2着でゴール
逃げ馬短評
《タイトルホルダー》
▼天皇賞(春)でのハ行での競走中止からの”復帰戦ではゆったり出していく”と予想していたが、今回あまりにいいスタートを切ったためか騎手は手を動かしてすぐにハナを確定させに行った。その結果、序盤1F目と2F目はこの馬のベストラップタイ(菊花賞時)の速さでみるみる馬群を離した
その後は12秒半ばの緩いラップを続けたが、後続に追いつかれた1200m地点辺りから11秒台半ばを連発。ちょうどよく得意のロングスパートの形になり2着を確保した
▼最終的にはビッシリ追って”アクシデント明け”とは思えないほど厳しい競馬を走り抜いた。こうなると次走の反動の心配が強まるが、そこはこれまでデビューから3年間ずっと一線級で走り続けているタフで立派な馬。そんな心配よりも”強い走りが復活したこと”を重視して次回の予想に臨むのが良さそうだ