『府中牝馬ステークス』(3歳上牝G2) 東京 芝1800m
◆逃げ馬◆ ディヴィーナ(9着) ◆前3F 35.9 ※平均 35.37
◇勝ち馬◇ ディヴィーナ【逃げ】 ◇勝ち時計 1:46.1(良)
逃げ馬展開
序盤だれもいかず牽制し合う展開でディヴィーナがたまらずかかりながらハナへ。その後も止まらず5馬身以上離して逃げ、直線で徐々に徐々にリードを詰められるもゴール前ハナ差しのいで勝利
逃げ馬短評
《ディヴィーナ》
▼1F目12.9秒とかなりの遅さで生涯初の逃げをするカタチに。ハナに立ってからもかかって後続を大きく離したが、2F目以降の区間のラップはたいして速くなかった。これは後続が追わなすぎたのも原因だと考えられる。終始窮屈な動きではあったものの最後は上がり33.9秒を出して勝利
まとめると「後続の騎手はディヴィーナを前に行かせて罠にかけたつもりなのかもしれないが、ディヴィーナの”かかった挙動”に騙されて楽に行かせ過ぎた」ということ。どちらが罠にかかったのか分からないレースだった
▼2年ぶりの中距離で走り自体はマイラーそのものの挙動。今回は後続が全く動かず勝ってくれと言わんばかりの展開になったのだが、むしろこれよりも速い流れになってくれた方が番手で折り合える分走り易そう
重賞でここまで序盤スローになる展開は珍しいので、今後逃げる可能性は低いだろう