『富士ステークス』(3歳上G2) 東京 芝1600m
◆逃げ馬◆ ダノンタッチダウン(11着) ◆前3F 34.0 ※平均 34.28
◇勝ち馬◇ ナミュール【差】 ◇勝ち時計 1:31.4(良)
逃げ馬展開
外枠で好スタートを決めたダノンタッチダウンが、内で出かけていたユニコーンライオンをかわしてハナに。道中は2馬身差の逃げで直線向いても同じ差をキープ。残り220mでつかまると力尽き馬群に沈んだ
逃げ馬短評
《ダノンタッチダウン》
▼5か月半休み明けの3歳馬。走る気まんまんだったようで序盤少し押したらビュンと出た。ハナに立ってからも終始かかり気味でやや速めのイーブンペースを続けサバイバルレースに持ち込んだ。しかし後続の脚を削る以上に自身の持久力のなさを露呈してしまい敗北
▼テン乗りの横山典弘が序盤から好きに行かせたため初の逃げになった。これまで8番手以下の位置で好走していたキレタイプの馬なので、前を走って案の定疲れてしまった結果。これで先行策に未練はなくなっただろう、今後は無理にでも抑える競馬をしていきそうだ
《ユニコーンライオン》
▼最内から好スタートきめて押して前に出かけたが、外のダノンタッチダウンが並んでくるのを見るとすぐに手綱を引いて抑えた。道中は内に閉じ込められた3番手を追走。直線に向くとまったく伸びず後退。後方になってからやっと根性を見せて位置をキープする程度にはスパートを見せ9着でゴール
▼久々のマイル挑戦。芝が速かったとはいえテン3Fのラップは自己ベスト以上の速さ。これでは前に出るのは難しかったか
ただ序盤で目一杯押すいつもの競馬ではなかったため、次走でマイルを使うのか中距離を使うのかの判断が難しくなってしまった