【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

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☆逃げ馬解説【新潟大賞典】逃げ候補脱落による”静かな混乱”を制したヤマニンサルバム|2024年

『新潟大賞典』(4歳上G3)  新潟 芝2000m

◆逃げ馬◆ ヤマニンサルバム(1着) ◆前3F 36.9 ※平均 36.03

 ◇勝ち馬◇ ヤマニンサルバム【逃】  ◇勝ち時計 2:00.1(良

新潟大賞典2024年のラップタイム表

逃げ馬展開

逃げ候補のセルバーグが躓き、内のデビットバローズが出たところを、大外のヤマニンサルバムが徐々に上がって500mでかわした。700mで単独ハナに立ち3馬身差にリードを広げたものの、1000mからセルバーグがまくってきて1馬身差まで接近。直線では後続との差をキープしゴール前の猛追を凌いでハナ差で勝利

逃げ馬短評

《ヤマニンサルバム》

▼逃げ候補のセルバーグが出遅れたことで他馬も戸惑ったように控えてくれたおかげで、大外スタートにもかかわらずゆったりハナに立てた。その結果1200mまでスローな逃げができスタミナ温存完了。直線は後ろとの差を見ながらのスパートで終盤4F46.1秒3F34.4秒を出し後続を封じた

▼今回はラッキーが重なっての逃げだが、スロー逃げのカタチになれば強いことは再証明。今後も他にだれもいかないレースに当たれば、逃げるシーンがありそう

《セルバーグ》

▼2歩目で躓きバランスを立て直している間に馬群に囲まれてしまい、ガンガンにかかっての追走。800m地点でやっと外に出すと加速し2番手にまで上がった。直線追いすがるもそれ以上伸びることはできず最後は12着でゴール

▼今回は出遅れでほぼ敗北が決定してしまった。とはいえ、これだけチグハグな競馬をしたらタイムオーバー級の大惨敗をしてもおかしくないところを「勝馬と1.2秒差」なら、この距離でも見込みはありそう。次走さらに人気落ちそうなだけに、その時は積極的に狙いたい