「皐月賞(3歳G1)」中山 芝2000m 良
◆逃げ馬◆アダムバローズ 15着 前半ラップ35.1秒
◆勝ち馬◆アルアイン
・逃げ馬レース展開
揃ったスタートから先行勢が横並びで200mほど走り、そこからアダムバローズが抜け出して、最初のコーナーを回った。向こう正面ではタイム的には速いが馬群は詰まり気味で進む。4コーナー途中で全体のペースが上がるとアダムバローズはついていけず脱落。
勝ち馬アルアインは先団におり、最終コーナーから直線にかけての全馬ロングスパート展開の中で抜け出してきた。他の上位入線馬も先団にいた馬たちだった。
・評価
横並びの先頭争いで前半ラップ35.1秒と激しい流れだが、勝ちタイム1分57秒8を考えると極端に速かったわけでもなさそう。現に上位入線馬は先行勢なので、飛ばしてもバテにくい馬場だったといえそうだ。今回アダムバローズはハナを奪った後ペースを緩めようとしたのだが、馬場が軽すぎて後続の馬たちが前へ前へ来たため、最終的に消耗戦のようになり、前半無理した分だけ逃げ馬に不利な展開になってしまったのだろう。
「難波ステークス(4歳上1600万下)」阪神 芝1800m 良
◆逃げ馬◆ティーエスネオ 11着 前半ラップ36.3秒
◆勝ち馬◆ハクサンルドルフ
・逃げ馬レース展開
スタートしたらもう半馬身前に出ていたティーエスネオ。そのまますんなり先頭を走りペースを落とそうという走り。しかし第3コーナーで早くもショウナンバーキンとブレイヴリーに横に並びかけられ3頭で飛ばしていく展開。結果3頭とも直線半ばで失速。
最後は後方に位置していたハクサンルドルフがまとめて交わして追い込み勝ち。
・評価
ティーエスネオは普段、1600mでも逃げているので、ここではほとんど手綱を動かすことなく先頭に立った。距離を意識してかペースを落とそうとしすぎたために、かえって後ろにいた先行勢を煽るカタチになり、闘争心に火をつけてしまったフシがある。
今回のレース前予想はこちら↓