『天皇賞・秋(3歳上G1)』東京 芝2000m
逃◎ 11番 ロードヴァンドール 戸崎圭
芝・中長距離部門3位。上位の強力な逃げ馬はいないので、順当にこの馬が逃げられそう。ただキタサンブラックやネオリアリズムがかなり早い段階で潰しにくると考えられるので、勝つための立ち回りは難しい
今までの好走パターンは”スローからの上り勝負”なので、今回のレースでは「スタートでビュンと出てから素早くペースを落として、道中他の騎手にバレない様にさらにペースを落としつつ、後続が捲ってくる直前に反応してロングスパートして、最後の直線500mを集中して走り切る」という芸当を完璧にこなさないといけない
逃○ 7番 キタサンブラック 武豊
芝・中長距離部門9位。前走宝塚記念の敗因は、抑え過ぎてかかった部分もありそうなので、ここは”馬の気持ち優先”で走らせそう。そうなると、グングン前に行く馬の休み明け初戦、ハナまで行ってしまう可能性も十分にある
『ルミエールオータムダッシュ(3歳上OP)』新潟 芝1000m
逃◎ 14番 アクティブミノル 酒井
芝・短距離部門9位。有力逃げ馬の中では最も外枠。このコースは外であればあるほど逃げやすく勝ちやすいのでそれだけでも有利
近走逃げにこだわり始めて良績を積んでいる。ここもその流れに乗ってハナを狙うはず
逃○ 12番 イオラニ 藤田菜
1600万クラスの馬が格上挑戦。とはいえ、こと1000mを逃げる事に関してはトップクラスの速さを持っている。鞍上の藤田騎手はこのコースに勝ち星が偏っており2年目ながら4勝を挙げているのも注目点
逃△ 7番 ナックビーナス 勝浦
芝・短距離部門6位。今年最もスプリント逃げ馬が揃ったと思われるキーンランドCを休み明けで逃げた馬。その後も快速が期待されたがダートの東京盃を走り後方のままレースを終えた
芝に戻ったこのレースはビュンビュン飛ばしていきたいはず。ただ初の1000m戦で逃げるところまでいけるかどうか
『カシオペアステークス(3歳上OP)』京都 芝1800m
逃◎ 12番 マイネルハニー 柴田大
芝・中距離部門7位。中距離を早め先頭で押し切る競馬をしてきた馬が、ここ2走マイルに出走。前走では平均ペースで逃げて2着入線と、見事に対応して見せた
先頭でも番手でも自分のペースを守れる馬なので、相手次第で位置取りが決まるタイプ。再び中距離での走りとなる今回、この馬の前に出てまで逃げを主張する馬はいなそうだ