『中山金杯(4歳上G3)』中山 芝2000m(良)
◆勝ち馬◆ セダブリランテス 勝ち時計 1:59.8【平均11.98】
◆逃げ馬◆ トーセンマタコイヤ(6着) 前半ラップ 36.5【3F基準35.94】《Sペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 1000mを起点に遅い流れからハイラップに転じている
◆逃げ馬レース展開◆トーセンマタコイヤ中心視点
【スタート】フラフラしたスタートでやや後手を踏んだが立て直し、内の有利さもあって先頭に立ったトーセンマタコイヤ
【中盤】向こう正面でペースが落ちると中段にいたマイネルミラノがスパートして一気に先頭に立った。それ以降もレースのペースはアップ
【最終コーナー】マイネルミラノが手ごたえ良く先頭で回った
【最後の直線】マイネルミラノが一瞬は離すも残り200mでバテて脱落し11着。最初逃げていたトーセンマタコイヤは、馬込の中を最後まで集中して走り6着となった
★逃げ馬評価★
《トーセンマタコイヤ ◇ランク圏外》
内枠を利して逃げたカタチ。ペースダウンもうまくいきかけていたが玉砕覚悟のまくりがきたため、逃げた恩恵は少なくなってしまった
《マイネルミラノ ◇ランク圏外》
走る度にスタートが遅くなってきている印象。今後逃げるのはかなり難しそう
何度も中盤スパートして大バテのレースを繰り返しているが、よほど展開がハマらないと惨敗を繰り返すことになるので、馬が競争意識を失うかもしれない
『京都金杯(4歳上G3)』京都 芝1600m(良)
◆勝ち馬◆ ブラックムーン 勝ち時計 1:34.3【平均11.79】
◆逃げ馬◆ ウインガニオン(13着) 前半ラップ 34.2【3F基準35.3】《Hペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 前半3Fが速い
◆逃げ馬レース展開◆ウインガニオン中心視点
【スタート】スタートから押して出て行ったウインガニオン。他の馬も続々と前を狙う中で、外から先頭に立った
【中盤】3コーナーで一気にペースダウン
【最終コーナー】少しずつ前進指示を出すも、後続に外から迫られて真横に並ばれた
【最後の直線】スパートしても後続馬たちに交わされる一方。さらに内から交わしに来た馬に接触されてバランスを崩し大きく後退して最下位入着
★逃げ馬評価★
《ウインガニオン ◇ランクアップ 13位→7位》
先行勢が並んで競る形となりペースが上がっている中でも、外から先頭に立ったことは評価
今回は苦手な右回り、ハイペースで外枠、さらに直線での接触もあったので、着順ほど悲観するモノではなさそう。次走はもう少し走れるはず
《ダノンメジャー ◇ランクダウン 7位→8位》
好スタートを切ったが押していくことはなく、4番手で無難にレースを進めて結果も4着。逃げにこだわらなくても力が出せるようになったようだ
【今回レースの逃げ馬予想記事】