『アーリントンカップ(3歳G3)』阪神 芝1600m(良)
◆勝ち馬◆ タワーオブロンドン 勝ち時計 1:33.4【平均ハロン 11.68】
◆逃げ馬◆ ラブカンプー(13着) 前半ラップ 34.5【3F基準 35.0】《Hペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 標準的
◆逃げ馬レース展開◆ラブカンプー中心視点
【スタート】好スタートを決めたラブカンプーが発馬直後に抜け出し、すぐに手綱を引いてペースダウンを図った
【中盤】外から寄られてかかり気味の走り。大きなペースダウンができないままで、1馬身リードをキープ
【最終コーナー】並びかけられても手綱を抑えたまま馬が加速し、半馬身リードで直線へ
【最後の直線】残り300mで交わされると手綱をしごいて抵抗したが、スタミナが残っておらず最後方に沈んだ
★逃げ馬評価★
《ラブカンプー ◇ランクキープ 2位→2位》
スタートの速さは群を抜いていた。しかし、初のマイル戦でペースダウンが出来ずに飛ばし最後はバテバテ。抑えても加速していってしまう走りは、やはりスプリント戦が合っているように思う
番外
『中山グランドジャンプ(4歳上JG1)』中山 障4250m(良)
◆勝ち馬◆ オジュウチョウサン 勝ち時計 4:43.0【平均ハロン 13.32】
◆逃げ馬◆ アップトゥデイト(2着) 【3F基準 40.0】
◆逃げ馬レース展開◆アップトゥデイト中心視点
【スタート】先行馬が横にズラリと並んでの序盤。600mほど走ったところでアップトゥデイトが前に出て隊列らしきものが形成された
【中盤】オジュウチョウサンにマークされながらの逃げ。道中ではマイネルクロップが競りかけてきて並ぶも、馬体を合わせて加速して撃退
【最終コーナー】第3コーナーの飛越でオジュウチョウサンに交わされるとあとは離される一方
【最後の直線】それでも後ろから迫る二ホンピロバロンは気迫の走りで退け2着を確保した
★逃げ馬評価★
《アップトゥデイト》
ゆっくりハナに立つのは規定路線だとは思うけれども、今回はオジュウチョウサンが”ライバルはアップトゥデイトだけ”というマークぶりで大逃げを許さなかった。有力馬2頭が前にいるので他にも前で競馬をしたい馬が執拗に絡んできて、展開的に苦しい逃げになってしまった
そういう中でも後続馬を抑えて2着には入っており、この馬が図抜けた力を持っていることは明らか。ただ、さらに凄い伝説の馬がこの時代にいたというだけで
【今回レースの逃げ馬予想記事】