『青葉賞(3歳G2)』東京 芝2400m(良)
◆勝ち馬◆ ゴーフォザサミット 勝ち時計 2:24.4【平均ハロン 12.03】
◆逃げ馬◆ ディープインラブ(10着) 前半ラップ 36.2【3F基準 36.1】《Mペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 600~800mだけ緩んだ
◆逃げ馬レース展開◆ディープインラブ中心視点
【スタート】 逃げたい馬がいない中様子を見ながら押してディープインラブが先頭に立った
【中盤】第2コーナーで6馬身ほどリードをとり向こう正面でそのリードを消火して一団に
【最終コーナー】 押し上げた来た馬たちが外に重なって並んできて、手を動かして抵抗
【最後の直線】 直線すぐにスパートするも脱落。馬群に沈んで10着になった
☆まとめ☆
《ディープインラブ ◇ランク圏外》
逃げて未勝利戦を勝ちあがってきたので、今回も逃げを選択。前走は先頭に立ってすぐにペースダウン出来ていたのに、今回は大逃げになってしまった。大逃げなら大逃げで、そのアドバンテージを活かす手もあったかもしれないが、ここでは抑えて後続に追いつかせた。これで”前半の飛び出し”は”ただのスタミナロス”となったこと、そして後続の押し上げを誘う動きとなり、逃げにとって絶望的な状況を作ってしまった
キャリアの浅い馬なので大逃げをさせたくないという意識が、このレース展開を招いたようだ。次回以降はスタートから控える競馬を試すと予想
『天王山ステークス(4歳上OP)』京都 ダ1200m(良)
◆勝ち馬◆ テーオーヘリオス 勝ち時計 1:10.8【平均ハロン 11.8】
◆逃げ馬◆ ナンチンノン(5着) 前半ラップ 35.6【3F基準 35.4】《Mペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 200~400mが遅い
◆逃げ馬レース展開◆ナンチンノン中心視点
【スタート】 大外ナンチンノンが出た瞬間1馬身リードをとる好スタートでそのまま先頭に
【最終コーナー】 手綱を抑えて1馬身リードのまま直線へ
【最後の直線】 リードを2馬身に広げてスパート。一旦はしっかり反応し伸びたものの150mでテイオーヘリオスに交わされると踏ん張れずに交わされていき5着となった
☆まとめ☆
《ナンチンノン ◇ランクアップ 9位→8位》
高い姿勢から細かいステップで飛び出す足は速かった。それをみた他の馬が控えたためにこの距離にしてはスローなペースに。先頭でかかり気味にペースを落としたものの、この馬としてはデビュー戦以来のスローなラップで道中ロスが生じ、他の馬はそのまま足をためられたため、直線であっさり交わされたようだ
前々走の大和S勝利時に近い展開にできそうだったのに、ペースを落としすぎて自滅した感がある。もったいない敗戦
《アクティブミノル ◇ランク圏外》
芝の快速馬もダートではイマイチだった。スタート後に激しく押したもののビュンと伸びなかった。ナンチンノンがペースを落とし、アクティブミノルが前を目指してスピードがのり始めたころで騎手が追うのを諦めてブレーキを掛けたので、およそ最悪な展開をわざわざ選択したようなもの
”前に行っていいのかいけないのか”馬が混乱しかねない騎乗で、次走に影響が出そう。当分はスッキリ逃げる事が出来なくなりそう
【今回レースの逃げ馬予想記事】