『クイーンステークス』(3歳上牝G3) 札幌 芝1800m(良)
◆勝ち馬◆ ディアドラ 勝ち時計 1:46.2【平均ハロン 11.80】
◆逃げ馬◆ ティーエスクライ(10着) 前半ラップ 34.4【3F基準 35.4】《Hペース》
レース展開・位置取り図
ラップタイム表
勝ち馬短評
《ディアドラ》
・レース展開
出遅れて最後方からのレース。道中そのまま後方を進み、最終コーナーではバラけた馬群の真ん中を通って、追い込みに成功した
・短評
テオドールの大逃げで追走集団自体はミドルペースだった。しかし、その差がなかなか縮まらなかったため第3第4コーナーでは集団早仕掛け状態になり、追いかけた方もバテる展開に。それらの馬のさらに後方にいたマサハヤドリームにとってはドンピシャのタイミングでのスパートとなった
今回は展開がハマった感があるので、次走も同じように走れるわけではなさそうだ
☆逃げ馬評価
《ティーエスクライ ◇ランク圏外》
・レース展開
遅れ気味のスタートから押し続けたティーエスクライ。内で好スタートを切って先頭に立ってほぼ逃げを確定させていたツヅミモンを、コーナーに入っても追い続け外から強引に交わしてそこから4馬身離した逃げを敢行。しかしリードはながく続かず第4コーナーの手前でバテて失速、大差の最下位となった
・短評
前走逃げ切り勝ちをし生涯2度逃げて2勝の成績からか、今回は”とにかくどんなことがあっても逃げる競馬”をした。前半34.4秒という自身最速のタイムで走り結局は大バテ。あまりに無理な競馬だったので今回の大敗は度外視してよさそう
札幌1800mはスタートからコーナーが近く、出遅れて内の馬が前に行った時点で控えるのが普通だと思うが、それでは”次走への反省点”が見つかりにくい。無理にでも逃げる事で”これはやってはいけない”というラインが明確に見えた分、まだ収穫はあったか
この馬は前走1000万下を勝ったばかり、次走条件戦の緩いペースで走れば思わぬ好走をするかもしれない
【今回の予想記事】