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【天皇賞(秋)・2018年】名前とは裏腹に練習を繰り返して成長キセキ|逃げ馬レース結果

 

『天皇賞・秋』(3歳上G1)  東京 芝2000m(良)

◆勝ち馬◆ レイデオロ  勝ち時計 1:56.8【平均ハロン 11.68】
◆逃げ馬◆ キセキ(3着) 前半ラップ 36.2【3F基準 35.0】《Sペース》 

 

レース展開・位置取り図

天皇賞(秋)2018年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

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☆逃げ馬評価

《キセキ ◇ランク圏外

スタートから気合をつけ先頭を確保。序盤が楽だった分、中盤ではペースを落としすぎない逃げを敢行。さらに残り800mからラップを上げていき後ろの馬との差を広げて位置的優位を確保。最後1Fでラップが落ち、差されて3着になったがレースをコントロールした見事な逃げだった

3歳時は追い込んで活躍していた馬だがそれは出遅れが酷かったためのよう。まともに出るようになった今年は先行策を理想形としているようだ。今回は最初の1ハロン目が12.9秒と他の馬が控えた結果の逃げ。今後は他に逃げたい馬がいれば番手での先行をしていくことになるだろう

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勝ち馬短評

《レイデオロ

ばらけた展開の中央6番手に位置しての競馬。最終コーナーでレースのペースが上がっても6番手のまますんなりついていき直線へ。前の馬がバテて落ちてくるのを尻目に定速で伸び続けて勝利した

逃げたキセキ残り600~400m区間10.9秒という特殊な展開を作ったため、ペースの対応力がモノを言うレースとなった。昨年のダービーでも見せた通り加速減速自在のこの馬にとってはもってこいの展開だった

その他の上位着順の顔ぶれを見るとステップレースを使った馬が目立ち、逆に休み明けで臨んだ人気上位馬たちはことごとく敗退。今回はレースの流れに対応できるかどうかが大きかったことがこのことからも表れている

しかし、そんな中で休み明けにもかかわらず飛んできたサングレーザーは実は能力トップなのかもしれない

 

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