『ジャパンカップ』(3歳上G1) 東京 芝2400m
◆勝ち馬◆ アーモンドアイ 勝ち時計 2:20.6(良)
◆逃げ馬◆ キセキ(2着) 前3Fラップ 35.9《S》※レース平均3F 35.2
レース展開・位置取り図
ラップタイム表
☆逃げ馬短評
《キセキ》
0~200mが12.9秒と遅くすんなり先頭を確保できた。最初のコーナーをゆったりまわったらイーブンペースをキープして完全にレースをコントロール。2着にはなったものの従来のタイムを1秒以上更新する世界レコードを作り出したのはこの馬の走りがあってこそ
最後の1Fで交わされた時のラップは12秒まで落ちており、勝ち馬と2頭で死力を尽くした競馬。となると相手より斤量4㎏重い分が大きく響いたと考えられ、実質勝ち馬と同等の評価を与えてもいいパフォーマンスだった
ここまでの力があるのなら今以上に積極的に前を狙っていくのが良さそう。昨年引退したキタサンブラックと記録やイメージがダブル部分があり、遅咲きの王者になる可能性は秘めているように思う
《ウインテンダネス》
大外スタートで出遅れて先頭争いに加わることさえできず。6番手あたりに位置し、最後は伸びずバテずで8着に入った
このレースの1着2着は前に行った馬同士の決着。この馬が逃げられていたら善戦できたのでは、という幻想を抱いてしまう
おそらく次回はスタートを修正して今度こそ逃げようとしてくるはず
勝ち馬短評
《アーモンドアイ》
立ち遅れ気味のスタートも周りはさらに出足が遅くすぐに3番手確保、そしてじんわり2番手に上がった。最後の直線では、キセキの作り出すペースで後ろの馬たちは完全に足が削がれていて、前のキセキを捉えるだけでスマートに勝利を手にした
ここで倒したメンバーに加えて、勝ち時計2.20.6は世界レコードで”現役最強馬”は確定的。ここからは歴代の名馬たちと比べられる戦いが始まる
【レース前の予想記事】