『マーチステークス』(4歳上G3) 中山 ダ1800m
◆勝ち馬◆ スワーヴアラミス【先】 ◆勝ち時計 1:51.3(稍)
◆逃げ馬◆ リアンヴェリテ(15着) ◆前3Fラップ 37.0《M》※レース平均3F 37.1
逃げ馬短評
《リアンヴェリテ》
スタート後鞭を入れて加速し先手を取った。3/4馬身の少ないリードで逃げ最終コーナー途中でメイショウワザシに交わされると、急失速して後方で入線
1000m地点からのペースアップに対応できなかった。400~800mでラップを落としすぎたせいで早仕掛けを誘発してしまい、この馬得意のイーブンペースから外れてかえって展開が苦しくなった
前半どれだけ飛ばせるかは騎手の馬に対する信頼度が関係しているので、今回は溜め逃げになりやすいテン乗りだったことが最も大きな敗因といえそう
過去の成績を見ると国分恭介騎手がやけに相性がいいので、手が戻った時は大注目だ
《メイショウワザシ》
外枠から好スタート。流れのまま前にいき外目に離れた番手につけた。1000m地点からペースを上げ直線で逃げ込み体勢に持ち込むも、直後につけていたスワーヴアラミスの目標にされてすぐかわされ失速。その後さらに後続にも迫られ5着入線となった
力はあるのだが逃げでないとコントロールが難しいようだ。ラップを見ると400~800mが緩かった分早仕掛けをしたカタチで、無難とも博打ともとれる微妙な騎乗
このあたりのペース感に長けた武豊騎手が騎乗した時、この馬の力を最大限に発揮できるということだろう