『セントウルステークス』(3歳上G2) 中京 芝1200m
◆勝ち馬◆ ダノンスマッシュ【先】 ◆勝ち時計 1:07.9(良)
◆逃げ馬◆ セイウンコウセイ(17着) ◆前3Fラップ 33.0《H》※レース平均3F 34.0
【逃げ馬展開】 内のセイウンコウセイが鞭を入れて出て行きハナをとった。2馬身のリードでコーナーを回り、直線手前で一旦引き離すもそこまで。直線半ばの坂で失速して最下位に沈んだ
逃げ馬短評
《セイウンコウセイ》
久々の逃げになったがトップクラスのスプリント戦で先行し続けていた馬。内枠に入るとさらに先行力が増すタイプで、今回は7歳にして生涯最速の33.0秒を記録。スタートから上りになる中京競馬場でこのタイムは驚異的
その分バテるのが早くなってしまったが、まだまだ速さがあるところは見せた。馬主の話によると種牡馬になるのは決定しているものの、現役を続けてもうひと花咲かせたいようだ
今回の速さを見て、これまで以上に前に出ていくようになるかもしれない
《ラブカンプー》
大外スタートで前に出たものの内のセイウンコウセイも速く、並ぶ形になったので250m地点で手綱を引いた。2番手を走り直線入口ですぐに勝ち馬に交わされると早々と後退し16着でゴール
スタート後、通常ならハナを譲る状況ではあった。しかし”長いスランプの末に逃げ足を取り戻した”この馬はもうそのステージにいない
このレースで惨敗すると分かっていても、ラブカンプーが走る気を起こしたなら並んででも前をキープするべきで、あそこでひいては今後逃げるチャンスのあるレースで悪影響が出てしまう
大変残念な騎乗だった