【5月15日の逃げ馬】
『京王杯スプリングカップ』
逃◎ セイウンコウセイ 内田博 7番
●逃げ予想自信度 C
トップレベルのスプリント戦を常に先行している馬。今回のメンバーならおのずと先頭に出られそう
8歳馬とはいえまだ先行力と粘りは健在。実績イマイチな1400mでも、気分よくハナを走り続けることができればこなせるはず
逃▲ カタナ 小野寺 17番
●逃げ予想自信度 C
前走はダート1400mを33.2秒という芝でも通用する速さで逃げた。その時と同じように走れば逃げ候補筆頭格なのだが、この馬はここまでの臨戦過程が特殊
このレース前に障害レースの試験を受け不合格になっての参戦となっている。ほぼ障害専門といっていい小野寺騎手が今回乗っているのはその時からのコンビだからだろう
小野寺騎手は平地のOPクラスでさえ数年ぶり。さらに大外枠に入ったことで積極的に逃げるのは難しい状況になった
【5月16日の逃げ馬】
『ヴィクトリアマイル』
逃◎ レシステンシア 武豊 18番
●逃げ予想自信度 C
逃げライバルになりそうなイベリスが4番枠に入ったのに対してこちらは大外枠に入ってしまった
しかし過去の逃げラップを比較するとイベリスは1600m戦でやや控える傾向があるのに対して、こちらはガンガン速いラップで飛ばしている
馬の行く気に任せるところのある武豊騎手の騎乗で、発馬が互角以上なら前に行かせる可能性が高い
逃○ イベリス 酒井学 4番
●逃げ予想自信度 C
最初の1Fの持ちタイムはレシステンシアより速い
前走の1600m戦では、距離を意識してか道中抑え気味に走ってキレ勝負のレース展開にしてしまい墓穴を掘ったことから、今回はその反省を生かしてそれなりに飛ばしてくるはず
しかし今回も距離不安はつきまとうわけで、外のレシステンシアが勢いよく上がってきた場合は早めに控えるケースがありそう
逃▲ ディアンドル 団野 14番
●逃げ予想自信度 C
中距離レースを逃げ始めて5戦目の前走で福島牝馬Sを獲った。特に団野騎手とコンビを組み始めたここ2戦は噛み合っている印象
過去には短距離を逃げていたことから速さは証明済み。ただ中距離を使って折り合いを学び、最近では最後のキレを活かしたスロー逃げが理想形となっている
今回は他に逃げたそうな馬が複数いる。ハイラップに巻き込まれるくらいなら”最初から番手狙いの立ち回りをしてあわよくば逃げるかも”なスタンスで走りそう