『京王杯スプリングカップ』(4歳上G2) 東京 芝1400m
◇勝ち馬◇ ラウダシオン【先】 ◇勝ち時計 1:19.8(良)
◆逃げ馬◆ ビオグラフィー(5着) ◆前3Fラップ 34.3 ※レース平均 34.2
【逃げ馬展開】 並んだスタートで流れに合わせてビオグラフィーが押したところ他に誰も前に来ず4馬身飛び出して大逃げ状態になった。大きなリードのまま直線を迎え、残り150mでとうとう捕まったもののそこからも大きくバテず5着に残った
逃げ馬短評
《ビオグラフィー》
条件戦を連勝してここに来た馬。前々走1400mでは逃げたが、前走1200mでは5番手だった
今回は自分が加速するタイミングと他馬が減速するタイミングが重なって、押し出されるように先頭に立った。無理に速いラップを刻まずに大逃げ状態に持ちこめてむしろ絶好のカタチ
ただ逃げ経験の浅さからか、そこからかかってしまい無駄なペースアップ。最後の直線で早いガス欠を招いてしまったのは惜しかった
若い馬なので次走は教育も兼ねて”番手に収める競馬”をしてくるだろう
《セイウンコウセイ》
スタートから押していったが出足が鈍く、ビオグラフィーに前をカットされて中団馬群の中での競馬。最後は伸びずバテずで中団のまま8着
出足がイマイチな馬ではあるが今回は特に遅かった。ただ慣れない中団競馬でも大崩れはしていないのは立派
年齢の割に善戦を続けているのでここから方針変更はなさそう。今まで通り、前を狙いつつ結果的に番手に収まるような競馬をしていくのだろう