『シリウスステークス』(3歳上G3) 中京 ダ1900m
◇勝ち馬◇ サンライズホープ【先】 ◇勝ち時計 1:57.4(良)
◆逃げ馬◆ リアンヴェリテ(15着) ◆前3F 36.1 ※平均 37.07
逃げ馬展開
並のスタートを切ったリアンヴェリテが鞭を入れて加速しハナを確保。向こう正面で一旦3馬身差を開けたが半ばから差を詰められ1馬身のリードで展開。最後の直線ですぐにかわされると後退した
逃げ馬短評
《リアンヴェリテ》
6か月の休養明けが影響してか、そこそこ上手だったスタートが”並み”程度になっていた。猛プッシュしてからはしっかり加速し3馬身リードをとった。しかし番手にいた1番人気のゴッドセレクションがかかって追ってきたため900m地点からペースアップを余儀なくされた
結果的にこの2頭がブービーと最下位になったことから、この”道中の無駄な加速”が共倒れの原因と考えられる
1番人気馬の暴走気味の追い上げで展開的に苦しいレースだった。だがリアンヴェリテとしては休養明け、距離不安、久々の重賞挑戦ともともと分が悪いのは承知の上の参戦。まずはしっかり逃げられたことで一叩きの役割は達成したといえる
この一戦でレース勘が戻ってくれれば、これからもまた強い逃げを見せてくれるはずだ