『マイルチャンピオンシップ』(3歳上G1) 東京 芝1600m
◆逃げ馬◆ ホウオウアマゾン(5着) ◆前3F 35.6 ※平均 34.95
◇勝ち馬◇ グランアレグリア【追】 ◇勝ち時計 1:32.6(良)
逃げ馬展開
1番枠のホウオウアマゾンが好スタートを決めて自然と先頭に。抑えながらも2馬身離す逃げ。最終コーナーで後続並ばれる前にラップを上げて1馬身差で逃げ込み態勢に入った。直後につけていたサリオスに残り300mでかわされても、最後まで集中して走りきり5着でゴール
逃げ馬短評
《ホウオウアマゾン》
▼ハナに立った後すぐにペースダウンしてから終盤早めのスパートと、ほぼ完璧なレース運びをみせた。そんな好展開でも”5着止まりだった”ともいえるのだが上位6頭はこの馬以外すべてG1馬。さらに今年は京都の改修工事の影響で阪神競馬場の芝が悪く内のコースが不利とも言われいた。それを踏まえると”大健闘”と言っていい結果だろう
特に最後の直線、一度は手ごたえバツグンのサリオスにかわされたがゴール前では差し返す素晴らしい根性を見せた(サリオスは休み明け+10㎏の太め残りでバテたという見方もあるがそれはそれとして)
▼ホウオウアマゾンは前走+22㎏から今回+2㎏と増量続き。3歳のひと夏を超えてこちらは馬体重がそのまま身になっているようだ。今後も今回同様の高いパフォーマンスが期待できそう
少し気がかりなのは輸送。1度だけのことなのでたまたまかもしれないが東京で走った時には馬体重-10㎏と大きく減らして大敗している
ややかかるけれども十分制御できるタイプで位置取りとしては番手での競馬が理想だろう。今回のように自身が内枠に入ったり、強力な逃げ馬がいないレースになればまた逃げることもあるかもしれない