【12.04 (土)の逃げ馬】
『ステイヤーズステークス』
逃◎ カウディーリョ 大野 10番
●逃げ自信度 C
過去には3勝クラスを逃げ切り勝ちした実績がある馬
前走丹頂Sでは手ごたえ良く前に出て、行きたがるそぶりをみせつつも2番手でギリギリ折り合って押し切り勝ちをした
今回も前走同様かそれ以上のスローペースが予想されるので、いっそ先頭に立った方が競馬はしやすいかもしれない
外枠はやや不利だがすぐ抜け出せばロスは最小限に抑えられる。大野騎手が継続で乗るのは強味で自信を持って先頭を走れるのは大きなアドバンテージだ
逃▲ バレリオ 津村 1番
●逃げ自信度 C
騙馬になって2戦目。前走オクトーバーSでは後方からの競馬で10着
せっかく去勢したのだからここでも控える競馬を教え込みたいところ。しかし3600mの今回ばかりは押し出されるカタチになりかねない
そして、まだ牡馬だった前々走メトロポリタンSでは初の逃げで惜しい5着とまんざら逃げも悪くない結果
さらに1番枠に入ったこともあり、状況によっては包まれるより逃げを選ぶ可能性がある
『チャレンジカップ』
逃◎ ソーヴァリアント ルメール 11番
●逃げ自信度 C
逃げこそないが番手辺りで先行して勝ってきた。差し馬揃いの今回のメンバーの中で自信をもって前に行けるのはこの馬だけ
大外枠、1番人気、ルメールと控えそうな条件がバッチリなのだがそれでもこのメンバーなら押し出されての逃げをさせられそう。ただ、もしそうなったとしても勝ち切るだけの力がありそう
逃◎ アルジャンナ 武豊 9番
●逃げ自信度 C
もしソーヴァリアントのルメール騎手が”馬と喧嘩してでも絶対に逃げない”という覚悟で抑えたのなら本当に誰も逃げ馬がいなくなってしまう
そんな状況なら”逃げ”を悪く捉えていない武豊騎手が行くケースが考えられる
アルジャンナは差し競馬しかしたことがないが主戦場は1600~1800mと短め。今回の2000mでなら先行するに足る速さは持っているはず
『チャンピオンズカップ』
逃◎ ソダシ 吉田隼人 1番
●逃げ自信度 C
ガンガン行くタイプの逃げ馬がいないレース
ダート初挑戦となるソダシは前走秋華賞で不可解な大敗をしていて、ここでは馬の気分を害さないように走らせたいところ。また1番枠に入ったことで砂を被らないためには前に出るしかない状況になった
理想はソダシが芝レースと同様のいきっぷりを発揮して勝手に前に出てくれること。父クロフネ譲りのダート適正を見せればいきなりの逃げもありうる
逃〇 カジノフォンテン Mデムーロ 2番
●逃げ自信度 C
地方重賞ながらマイルを逃げ切ったことのある馬
長距離なら問答無用で逃げるのだが、1800mとなると番手での競馬の方がしやすそうで誰かが行ってくれるならすんなり控えるはず。鞍上が逃げないMデムーロのテン乗りなものも控える作戦の裏付けになっている
内隣りのソダシが前に行くかどうかをまず見て、そのあとに自分が逃げるかどうか決めるだろう
逃▲ アナザートゥルース 坂井瑠星 11番
●逃げ自信度 C
前走みやこSでは猛プッシュして逃げるカタチを作り3着と力を証明した
逃げればめっぽう強い馬なのだが出足はイマイチ。コーナー近めの中京1800mの11番枠に入ったとなると逃げるのは難しそう
それでも、よく逃げるタイプの坂井瑠星騎手がテン乗りなのでとりあえず猛プッシュはしてくれそう。うまくスタートが噛み合ってくれさえすれば逃げられる可能性はある