『小倉記念』(3歳上G3) 小倉 芝2000m
◆逃げ馬◆ シフルマン(14着) ◆前3F 34.7 ※平均 35.93
◇勝ち馬◇ マリアエレーナ【先】 ◇勝ち時計 1:57.4(良)
逃げ馬展開
並んだスタートからシフルマンが抜け差してハナ。1馬身半のリードで展開。最終コーナー出口で直後にいたマリアエレーナに一瞬にしてかわされると、直線で一気に後退して14着でゴール
逃げ馬短評
《シフルマン》
▼スタートで外のショウナンバルディがガンガン押していたが、こちらの手ごたえが良かったためそれを制してハナを取りに行った。ここで前が熱くなった分、3F目でも11秒3と減速できなかったことが、最後バテる要因になったかもしれない
とはいえ今回はマリアエレーナが強すぎたのも一因ある。一気にキツくなる最終コーナーで、外からああも軽々とかわされては、やる気を失うのも仕方なかった
▼スローの先行策で勝ち上がってきた馬で、重賞クラスのペースでは厳しかったようだ。しかし控えて勝てる相手でもなく、このあたりが能力の壁なのかもしれない
ペースの遅くなるOPクラスを狙えばまだまだやれそうだが、可能性を探る意味で長距離に挑戦するのが面白そう。”ゆったり逃げれば最大限の力を発揮するタイプ”であることに期待したい