【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

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【小倉大賞典】”工夫”は失敗、でも改善点なくはなかったレッドベルオーブ|逃げ馬レビュー2023年

『小倉大賞典』(4歳上G3)  小倉 芝1800m

◆逃げ馬◆ レッドベルオーブ(15着) ◆前3F 36.5 ※平均 36.57

 ◇勝ち馬◇ ヒンドゥタイムズ【差】  ◇勝ち時計 1:49.7(重

小倉大賞典2023年のラップタイム表

逃げ馬展開

テイエムスパーだった一旦出たが、すぐにレッドベルオーブが口を割りながら前に出た。コーナーで膨れる荒れっぷりでガンガンにかかって逃げ最大7馬身程のリード。第3コーナーで後続が押し寄せ、4コーナーで一気にかわされると後方に追いやられた

逃げ馬短評

《レッドベルオーブ》

▼今回のテン3F36.5秒は近走逃げ始めて最も遅いタイム。重馬場を考慮しても遅く、一応”ブレーキは利いた”と判断できそう

序盤で口を割って前に出ていく気性、向こう正面での再加速、失速のタイミングの早さなど悪いところを指摘すればキリがないが、部分的には改善できている点がある事こそ評価したい

▼初ブリンカーはあまり利かず、中1週でガス抜きする作戦も失敗しむしろ疲れだけが表出してしまったが、とにかく工夫する姿勢を見せているのは好感が持てる。まだ希望はある

《テイエムスパーダ》

▼発馬で1馬身抜け出したが内で抑えて2番手を選んだ。しかし向こう正面で位置が下がり、コーナー中に馬群にかわされて最後は最下位でゴール

▼今回は好スタートに見えるがスプリント戦だったらタイム的に遅いスタートなので、また距離戻しても逃げられなそう。かといって中距離で通用しないのは今回で分かった。血統的にダートも期待薄

となるとレースレベルを下げてOPから立て直すのが良いかと思うが、G2勝利がある分斤量背負わされそうなのもつらい。厳しい状況

《アルサトワ》

▼ゲートでチャカ付いたがマシなスタート。ただ大外枠ということで早めに控えて4番手を走った。第3コーナーから早めスパートで前を狙ったが直線に向いて他の馬に置いて行かれてしまい12着

▼内に速い馬が2頭いたため最初から逃げは諦めていたようだ。次走内枠に入るようなら巻き返しに期待したい