【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

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【ダービー卿CT】展開向くも調子噛み合わずベレヌス|逃げ馬レビュー2023年

『ダービー卿チャレンジトロフィー』(4歳上G3)  中山 芝1600m

◆逃げ馬◆ ベレヌス(14着) ◆前3F 35.4 ※平均 34.95

 ◇勝ち馬◇ インダストリア【差】  ◇勝ち時計 1:33.2(良

ダービー卿チャレンジトロフィー2023年のラップタイム表

逃げ馬展開

ベレヌスがいいスタートから押してすぐハナ。3馬身差で逃げ、最終コーナーで並ばれ直線入口でかわされると馬群に沈んだ

逃げ馬短評

《ベレヌス》

▼戦前の厩舎コメントで「何が何でもハナヘ行くレースをさせたい。」との発言通り逃げた。勝タイムを考えると抑えめのラップで大逃げできたのだが、上がり3F34.2秒のキレ勝負に対応する脚は残っていなかった

▼過去にスローで逃げて33.6秒を出したことがあり、キレそのものは持っている馬。しかし前走、過去最高体重の530㎏から今回-6㎏524㎏という微妙な絞れ加減で、仕上げ的に息がもたなかったのだろう

やりたいことはできており”絞れてくれば”次こそチャンスある

《トーラスジェミニ》

▼ゲート開いて大きく立ち上がって5馬身以上の大出遅れ。最後方でかかり気味について行き、直線では先団にさらに置いていかれて15着の馬から2.5秒離される大差での最下位

▼経験を積ませるためデビュー1か月の未勝利新人を乗せたのだろうが、人も馬もトラウマになりかねない酷い競馬となってしまった。発馬の出遅れはしかたないとしてその後、離れた馬群で抑えてまったくレースに参加させなかったのは、競走馬として致命的な学習をしてしまった可能性がある(もともとすでに走る気がなくなっているのかもしれないが)

ここも叩いて徐々に良化の狙いが、さらに悪化していきそうで心配。中長距離ランキングでは10位になっていたが、近走の走りで一旦ランク外とする