『新潟大賞典』(4歳上G3) 新潟 芝2000m
◆逃げ馬◆ セイウンハーデス(2着) ◆前3F 35.9 ※平均 37.14
◇勝ち馬◇ カラテ【差】 ◇勝ち時計 2:03.8(不)
逃げ馬展開
セイウンハーデスが好ダッシュで抑えたまま先頭へ。道中1馬身差で逃げ、直線で徐々にリードを広げると内に潜ってきたカラテと叩き合いに。競り負け2着になったが、前2頭で後続を8馬身差放してゴールした
逃げ馬短評
《セイウンハーデス》
▼ガッチリ手綱を抑えた状態でも一気にハナに立つ鮮やかな出脚!1F目12.7秒と遅めのラップでのハナ獲得で「他の馬が不良馬場を警戒しスタート抑えた」とはいえるのだが、それにしてもこの馬も相当なブレーキ状態だった
道中は手応えキープしつつもラップ13.1秒まで落とし、直線に向くと11.9秒の好反応。最後はカラテに競り負けたが、見事な逃げだった
▼菊花賞逃げ馬がいよいよ本格化。スピード維持能力に長けた父シルバーステートの特徴をよく受け継いだ走りを披露
この好走によって、これからはより積極的に前を狙いそうだ
《ショウナンマグマ》
▼揃ったスタートから押していったがセイウンハーデスの速さに敵わず2番手。かかり気味の追走で、直線向いてからまったく伸びず13着
▼前走と似た走りでの敗戦。しかし今回は馬場、距離、コースと”言い訳”が利くため、ここで「逃げなかったから負けた」という結論にはならなそう
となると次走も番手に控える方針を続けてくるのだろう。よほど相手に恵まれない限り”逃げ”はみられなそうだ
《トーラスジェミニ》
▼1番枠で出遅れて後方のまま。復活は遠い