ホロライブとは
日本メンバーだけでも40名を擁する最大手のアイドルVTuber事務所。大規模なライブイベントや大手メディアでのタレント活動というアイドル活動をしつつ、YouTube上で各自ゲームや歌などの配信をしている
そんな中、2022年の有馬記念記念での兎田ぺこらの単勝50万円負けがネットニュースになると同時に鷹嶺ルイのG1馬券企画が始まり、2023年は他メンバーを巻き込んでの展開「#ホロ競馬部」が始まった
※各メンバーの収支表の記載条件※
競馬配信の中で賭けた馬券のみ対象とする(ツイッター報告は除外)
投資金額がはっきり分からない場合、発言内容からおおまかに算出できるものは”青背景”で記載し、推察が不可能な場合はレースごと除外した
鷹嶺ルイ
収支金額 -48万5820 円 回収率 44.3 %
短評
前職時代の30万円の口座を100万円にしようと2022年有馬記念から競馬配信を開始。以降G1の度に配信をし、夏にはG2G3の週も配信するようになった
最初は大きく賭けていたが”負けが込んできたこと”と”馬券の買い方の勉強をしたこと””定期的に競馬をしていくこと”を理由に徐々に掛け金が落ち着いていった。また2023年ダービー以降は「全馬が無事に走り切ってくれるのが一番」という思いが強くなり、自分の馬券結果に対して折り合いがつくようになった(ようにみえる)
2023年の集大成である有馬記念で口座の残高全てを賭けるも的中ならず口座が空に
(※2023年有馬記念のホロライブメンバー6名による総額200万円の大勝負は鷹嶺ルイの定期競馬放送で少しずつ盛り上がったからこその大イベントで、その立役者としての功績は大きい)
2024年初頭には自身の名前にかけて61万円を元手に「年間回収率100%以上」を目標に再スタートした
2024年オークスで突如「『ジョッキーパドック』しま~す!」と宣言。ジョッキーの表情の観察を数レース続けたところ意外と結果に繋がっていることが分かり、本格的に”予想法”としての運用を考え始めた
買い方の特徴
2023年は三連系BOX多め。2024年からは単複2連でまず当てに行く方針……と言っていたが相変わらず3連複に手を出すことが多い
とにかくルメールは買う。また大の福永祐一ファンであり福永が引退後も関係した馬に甘い評価をする傾向がある
さくらみこ
収支金額 ‐30万8700 円 回収率 75.3 %
短評
自分の名前に”さくら”とあるため桜花賞の配信が多め。ポンコツキャラのイメージ通り、よく当たっているにもかかわらず全部トリガミというのが特徴的な成績だった
しかし2023年有馬記念で名前にちなんで35万円(みこ万円)をスターズオンアース複勝に賭けたところ大勝ち。その後2024年桜花賞でまたも35万一点勝負をするも的中ならず。翌週の皐月賞も負けて「有馬が悪い!夢見ちゃった。あそこで負けてたらやってなかった」と言い放つも即座に「それは嘘かも」と撤回した
やるならしっかりやりたいとのことで初競馬からグリーンチャンネルでのレース観戦にこだわりを持つ
買い方の特徴
初期は多種の馬券を買っていたが、最近は単複一点に絞る傾向。”みこ”の名前にちなみ3500円、3万5000円、35万円で買う
★2024年皐月賞配信の1時間35分~で当記事を発見(ありがとうございます!)
アキ・ローゼンタール
収支金額 -49万6220 円 回収率 5.2 %
短評
2023年夏に鷹嶺ルイの配信に誘われ参戦した際に同日のメイン2レース北九州記念と札幌記念を的中させた。その後ローゼンタールという自分の名前にちなみローズSにすぐ参戦したが、その時には競馬にハマり始めておりその後は自然な流れで鷹嶺ルイ配信に準レギュラーかのごとく参戦
以降自身の単体放送でも競馬を始めコツコツ的中していたが2023年有馬記念で50万円の大勝負に負けて一気に赤字に
買い方の特徴
単勝3~4点買い
兎田ぺこら
収支金額 -143万3500 円 回収率 54.0 %
短評
2022年天皇賞(春)でタイトルホルダーの強さを見せつけられたため、2022有馬と2023天皇賞(春)でタイトルホルダー単勝50万円賭けを敢行。結果ネットニュースを騒がせるほどの大敗を喫し、良くも悪くも今後の買い目に注目が集まるように
2023年有馬記念、タイトルホルダーの引退レースでも半ば応援気味に50万円買ったところ的中、ホロライブ最高配当の165万円獲得でこれまでの負けを取り返した
2024年日本ダービーでは単勝50万ジャスティンミラノに賭けて散り再びマイナス収支に。さらに宝塚記念でジャスティンパレスに複勝100万賭けて負けてしまい、メンバー中ダントツのワースト収支に転落した
買い方の特徴
単勝or複勝1点の大口買い
博衣こより
収支金額 -57万9700 円 回収率 3.2 %
短評
父が競馬をやっており小さいころから競馬自体は見ていたとのこと。2007年NHKマイルでピンクカメオを父に推奨したが、父が不人気を理由に買わなかったことで一緒に後悔したエピソードを持つ
配信外ではあるが2022年以前にも大レースでは1000円程度賭けていたらしい。競馬配信での初登場は2023年ダービーの鷹嶺ルイ配信だが、その際は投資金額を出していなかった
2023年有馬記念で実質初めての競馬配信をし、いきなり54万円(こよ万円)の大勝負。しかし惨敗し一気に負け金額のトップになった
holoXコラボとなった2024年大阪杯で馬連を的中させ「-54万円」の巻き返しを開始(予定)
買い方の特徴
複勝1点大口買い
多種をそれぞれ数点
湊あくあ
収支金額 +15万1000 円 回収率 315.7 %
短評
かつて川崎競馬場で行われた自分の冠レース「湊あくあ杯」の配信をしたことがあるが、中央競馬の配信に登場したのは2023年JCから。そこではイクイノックスの単勝を的中させるも1.3倍でトリガミに。次の2023年有馬記念ではドウデュースの単勝を大きく買って大勝した
買い方の特徴
単勝1点+3連数点
沙花叉クロヱ
収支金額 -2000 円 回収率 93.3 %
短評
2024年大阪杯で初の馬券購入を体験。単勝8点、複勝2点、3連単2点と気になった馬を全て買うも、その中の1頭も3着以内に来ないという逆神ぶりを見せた
しかし次に参戦の2024年天皇賞(春)では単勝を1点で的中させすぐに汚名を返上した
買い方の特徴
片っ端から単勝+α
尾丸ポルカ
収支金額 -6500 円 回収率 0 %
短評
ウマ娘から競馬に興味を持ちさくらみこの2021年ダービー配信に誘われて参加。それ以来大きなレースでは5000円くらい賭けているらしい
風真いろは
収支金額 1750 円 回収率 275 %
短評
2024年大阪杯で初競馬。配信内で買った500円分は外れたが、放送の準備の際に間違えて買ってしまった馬券が的中するという典型的なビギナーズラックを起こした
買い方の特徴
単勝数点
ラプラス・ダークネス
収支金額 0 円 回収率 0 %
短評
2024年大阪杯でのholoxコラボ配信に出演するも銀行口座の登録が間に合わず賭け金は0円(代わりに魂を賭けた) 予想は外れていたので命拾いしたといえる
買い方の特徴
単勝数点
白銀ノエル
収支金額 -1万2000 円 回収率 0 %
短評
2023年有馬記念を宝くじ感覚で購入したことから競馬への興味が高まり、鷹嶺ルイの2024年フェブラリーS放送にゲスト出演。「実力よりもナメられてる馬、たまんなく好きです」「怪我からの華麗なる復帰っていうのが、たまらなく好き」などの発言があり”応援(高配当の下心アリ)”を重視した競馬観が特徴的
買い方の特徴
穴党傾向。単勝中心で応援馬券を入れる
獅白ぼたん
収支金額 -1万1000 円 回収率 0 %
短評
たまにツイッターでの馬券報告がありかなり競馬をやっているようだが、配信内では4名のコラボとなった2023年ダービーのみ参戦
1レースの投資額は1万円以内が目安らしい
ロボ子
収支金額 -1万0000 円 回収率 0 %
短評
2020年有馬記念で一度放送をして以来、競馬の放送はなし。ホロライブの競馬配信としては最古参クラスと言える存在で復活が待たれる
holoX金庫
収支金額 -5万0000 円 回収率 0 %
短評
ホロライブ6期生「holoX」の”グループとしての資金”。2024年大阪杯の初稼働では5名の意見をまとめて単勝を買うも的中ならず
買い方の特徴
単勝一点
各数値のトップ
最大収益 湊あくあ 15万1000 円
最高回収率 湊あくあ 315.7%
最小収益 兎田ぺこら -143万3500 円
まとめ
現状では参戦回数が少なく各メンバーの馬券傾向や馬券成績から読み取れることは少ないが、回を重ねるごとに偏りが出てくるだろう
あくまで”タレント”としての予想ではあるものの、だからこそ”専門の予想家”にはない独特の傾向が出てくるはず。それを見つけることができれば、自分の馬券予想に組み込むことも出来そうだ