『毎日王冠』(3歳上G2) 東京 芝1800ｍ
◆逃げ馬◆ ウインカーネリアン(5着) ◆前3F 36.0 ※平均 35.10
◇勝ち馬◇ エルトンバローズ【先】 ◇勝ち時計 1:45.3（良）
逃げ馬展開
ウインカーネリアンが抜け出して一気にハナ。一旦は最大4馬身して逃げ、第3コーナーでは半馬身まで並ばれた。直線で叩き合いになり残り200mでかわされるも大きな失速はせず5着
コーナー
逃げ馬短評
《ウインカーネリアン》
▼勝ち時計を考えると序盤はかなりのスローラップでも離して逃げられたのは幸運だった。しかし800m辺りでの番手馬の押し上げが来てロングスパートに近いカタチ。ずっとマイルばかり走っていたこの馬なら今回のメンバーにはキレ勝負で太刀打ちできる算段だったが、中盤以降ずっと早い脚を使うサバイバル展開で足を削られてしまった。これが大きな敗因だろう
▼それでも久々の千八重賞で5着に入ったのは高い能力の表れ。立ち回りがハマれば大仕事をする下地はある
《バビット》
▼好発もウインカーネリアンの発馬＆加速に圧倒されすぐに離れた2番手に収まった。直線で先頭に半馬身まで近づいたが残り350mで失速し最後は10着
▼長期休養明けにしては及第点の走り。次走の良化に期待したい
《フェーングロッテン》
▼並以下のスタートで7番手の位置。スローの中を400～600m地点で3番手まで位置を上げたところまでは良かったが、そこからハナと番手をつつくカタチになりペースアップして前の馬と共倒れの展開を作ってしまい、自身は直線ではまったく伸びず最下位でゴール
▼テンがあまりにも遅い。現状の速さで逃げるためには2000m以上の距離が必要そう
