『京都金杯』(4歳上G3) 京都 芝1600m
◆逃げ馬◆ ドルチェモア(18着) ◆前3F 33.7 ※平均 35.16
◇勝ち馬◇ コンペティトール【差】 ◇勝ち時計 1:33.8(良)
逃げ馬展開
ドルチェモアが外枠から激しく押して前を主張。300m地点でも押して6馬身差の大逃げを敢行。最後の直線残り200mでかわされると力尽き最下位でゴール
逃げ馬短評
《ドルチェモア》
▼3歳以降惨敗続きだったため、ここでは好調だった2歳時の”先行策”を強行してきたようだ。結果的には今回もまた惨敗なのだが、3F目33.7秒、6F目68.5秒となかなか速いラップを出せたことからスプリント戦であれば競馬になりそうな兆しは見えた
▼今回は玉砕覚悟の教育的な逃げだと考えられるため、次走以降も逃げを狙うかは分からないところ。ランク入り相当の走りはしているが、一旦ここでのランキング入りは保留として次走を見て判断する
《ドーブネ》
▼好スタートもドルチェモアらの勢いを見て5番手あたりに抑えた。直線伸びず14着
▼ゆったり逃げでマイル2連勝中だったが、58.5㎏のトップハンデで重賞ならではのハイラップという最悪の組み合わせを前に、太刀打ちできなかった。今回はあまりに条件厳しかったので、次走の予想時にはこの負けは度外視して考えてもいいかもしれない
《セルバーグ》
▼いいスタートから激しく押したがスピード乗らず6番手あたり。最終コーナーで揉まれて動けず、その後失速し13着
▼この馬なりに速さ出したが、今回はレース全体の序盤ラップが速すぎた。今回は馬体重が自身最重だったので、次走で絞れればダッシュ力のアップは期待できそう
《シャイニーロック》
▼いいスタートで激しく押すも速さ足らず中団で揉まれて後退。直線でも後方のまま17着
▼今回は前が速すぎたとはいえ、やはり自身のダッシュ力のなさが敗因となった。遅いメンバーに恵まれない限り厳しい