『天皇賞(春)』(4歳上G1) 京都 芝3200m
◆逃げ馬◆ マテンロウレオ(13着) ◆前3F 36.6 ※平均 36.41
◇勝ち馬◇ テーオーロイヤル【先】 ◇勝ち時計 3:14.2(良)
逃げ馬展開
ディープボンドが押して出ていったところを、外からマテンロウレオがかわしてハナに立った。道中は最大6馬身ほど離した逃げ。残り800mで並ばれるとペースアップ。最終コーナー出口で勝馬テーオーロイヤルにかわされ後方に沈んだ
逃げ馬短評
《マテンロウレオ》
▼ディープボンドが一瞬前に出たが1F目12.8秒と遅かったこともあり大きなロスなくハナに。しかし先頭に立っても”かかり気味”が続き、一頭でハイラップを刻むことに。そんな展開の割に終盤の後続馬の押し上げも早かったため”高いスタミナを要求されるレース”になった
本馬が早くバテてしまった原因はやはり前半までのスタミナロスだろう
▼前走日経賞で初めて逃げた時は900mあたりでラップを落ち着けられたのだが、今回はそのあたりからスタンド正面の直線に入るので、逃げ慣れないこの馬はそこでのスローダウンが遅れたと考えられる
なのでまだ”逃げ作戦”を見限るのは早いが、これまで”先行”でもそれなりの結果を出せていた馬。次走は今回ほど積極的に前を狙わないと考えらえる