『天皇賞(春)』
逃◎ マテンロウレオ 横山典 11番
●逃げ自信度 C
前走日経賞では生涯初の逃げを敢行し4着。ただ1F目12.8秒、2F目12.0秒(概算)のラップタイムでかなり遅いものだった。他の逃げ経験馬に比べてアドバンテージがある訳ではなさそうだ
ここでも前走同様横山典弘の”スローペースの嗅覚”が逃げのカギになる。結局はまわりの出方次第ということ
ただ逃げ候補ドゥレッツァより一つ内の枠に入れたのは動きやすい点
逃〇 ドゥレッツァ 戸崎 12番
●逃げ自信度 C
菊花賞では、序盤ハナ立つも先頭が入れ替わる厳しい展開の中で再び先頭に立ち勝利した。長距離で自信を持ってハナに立てる強みがある
この馬の序盤の速さは平凡なものだが、それでも他の馬たちに比べたらまだ速い方。誰も積極的にハナを狙わなければこの馬が先頭を走る可能性が高い
気になるのは戸崎騎手の逃げの少なさ。古馬重賞で最後に逃げたのは2年半前の「2021年9月新潟記念ショウナンバルディ」まで遡らなければならない(その間に2歳3歳重賞でもわずか3回)
逃▲ サリエラ 武豊 1番
●逃げ自信度 C
これまではルメールが乗ることが多く、控えてほとんどのレースで33秒台の末脚を使っている馬。逃げたのはデビュー戦のみ
ただ今回は武豊騎乗で1番枠に入り、序盤で前に出していく可能性が出てきた。他馬の動向次第ではそのまま逃げる形も有り得る