【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

【逃げ馬・レース結果】『高松宮記念 / マーチS / 六甲S (2018.03.25・日)』2つの逃げが交差した600m地点、ダイアナヘイローとセイウンコウセイ

 

『高松宮記念(4歳上G1)』中京 芝1200m(良)

◆勝ち馬◆ ファインニードル         勝ち時計 1:08.5【平均ハロン 11.42】

◆逃げ馬◆ ダイアナヘイロー(18着) 前半ラップ 33.3【3F基準 34.3】《Hペース》

 

◇ラップタイム表◇

高松宮記念2018年のラップタイム表

○表型の特徴 ― 一気に加速しずっと減速のサバイバルレース

 

 

◆逃げ馬レース展開◆ダイアナヘイロー中心視点

【スタート】好スタートを切ったセイウンコウセイダイアナヘイローの先頭争いとなり、外のダイアナヘイローが前に出た

【中盤】コーナーの進入でセイウンコウセイが半身で内を確保、ダイアナヘイローは外を回らされる展開

【最終コーナー】600m地点でセイウンコウセイに前に出られた

【最後の直線】直線を向いてからは足が全く残っておらず、すぐに後続馬に飲み込まれて最下位18着となった

 

 

★逃げ馬評価★

《ダイアナヘイロー ◇ランクアップ 8位→3位》

好スタートを決めて馬場の真ん中からハナを奪った速さは見事。ただG1クラスとなると相手も速くて、内のセイウンコウセイを交わし切れないで外を回る展開にされたのは厳しかった。今回はテン乗りだったから、次走で騎手が秋山から武豊に戻るのかどうかチェックしたい

 

《セイウンコウセイ ◇ランクアップ 11位→4位》

1番枠スタートで一気に飛び出し、外からくるダイアナヘイローに交わされたものの内を確保。ラップタイムとコース取りを考えるとこの馬もほぼ”逃げた”といっていいような立ち回りだった

先行馬に厳しいペースでの6着は、この馬の能力の高さのあらわれなはず

 

《ネロ ◇ランクダウン 3位→5位》

スタートでヨレて内のダンスディレクターと接触。改めて加速した時には先団ははるか前だった。それでもすぐ3番手まで押し上げた足は立派だけども・・・

 

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『マーチステークス(4歳上G3)』中山 ダ1800m(良)

◆勝ち馬◆ センチュリオン       勝ち時計 1:52.1【平均ハロン 12.46】

◆逃げ馬◆ ディアデルレイ(7着) 前半ラップ 36.4【3F基準 37.4】《Hペース》

 

◇ラップタイム表◇

マーチステークス2018年のラップタイム表

○表型の特徴 ― 800~1000mで加速

 

 

◆逃げ馬レース展開◆ディアデルレイ中心視点

【スタート】押して勢いを付けたディアデルレイが短い直線を経て先頭でコーナーに飛び込んだ

【中盤】内を確保したディアデルレイに半馬身差でエピカリスが並んで進行

【最終コーナー】隊列が変わらないまま直線へ

【最後の直線】直線手前からスパートするも伸びず、直線半ばで後続馬のキレに負けて交わされていき7着入線となった

 

 

★逃げ馬評価★

《ディアデルレイ ◇ランク圏外》

同馬主のエピカリスと並んで逃げるカタチになった。二頭でゆったり行きたいところだとは思うけど、かかり気味のエピカリスにつつかれて楽とは言えない状況になってしまった

 

《オールブラッシュ ◇ランクダウン 1位→7位》

G1でだけ逃げてそれ以外のレースでは逃げない傾向のある馬。いままではトップクラスでの逃げを評価して1位にしていた

でも、近走は賞金的にG1に出られなくなってきているのと、今回の乗り替わりでも結局逃げなかったことを考えて、今回大幅なランクダウンの評価

 

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『六甲ステークス(4歳上OP)』阪神 芝1600m(良)

◆勝ち馬◆ ロジクライ         勝ち時計 1:32.9【平均ハロン 11.61】

◆逃げ馬◆ オートクレール(9着) 前半ラップ 34.3【3F基準 34.8】《Hペース》

 

◇ラップタイム表◇

六甲ステークス2018年のラップタイム表

○表型の特徴 ― 0~200mと200~400mのラップ落差が大きい

 

 

◆逃げ馬レース展開◆オートクレール中心視点

【スタート】トラストがポンと1馬身飛び出しペースが落ち着きかけた300m地点で、オートクレールが猛プッシュして先頭を奪った

【中盤】オートクレールの後ろ3馬身にトラスト、後続はさらに3馬身開いた隊列で展開

【最終コーナー】徐々にトラストが横に並びかけてくると同時に後続も一気に押し寄せ直線へ

【最後の直線】すぐにトラストに交わされると完全にバテて、騎手が追う様子もなく馬群に沈んでいき9着入線

 

 

★逃げ馬評価★

《オートクレール ◇ランク圏外》

ラップ表を見ると確かに最初の1F目は遅かったけど、300mでスパートをかけるほどだったのかは疑問。ここまでチグハグな動きになったという事は、事前に逃げるよう指示があったか、急に何かが閃いたのかもしれない

 

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【今回レースの逃げ馬予想記事】nigeuma.shintaro-amano.com