『セントウルステークス』(3歳上G2) 阪神 芝1200m(重)
◆勝ち馬◆ ファインニードル 勝ち時計 1:08.8【平均ハロン 11.47】
◆逃げ馬◆ ラブカンプー(2着) 前半ラップ 33.3【3F基準 34.4】《Hペース》
ラブカンプーのレース展開
弾丸のようにビュンと飛び出し先頭に立った。外からネロが猛烈に追ってきて首差前に出るとラブカンプーはさらに加速して先頭を奪還。2頭で後ろを離したまま直線に向くとネロを競り落としゴールへ向かう。しかし中団から差してきたファインニードルに交わされ2着になった
ラップタイム表
☆逃げ馬評価
《ラブカンプー ◇ランクアップ 5位→2位》
素早く先頭に立ちペースを整えにかかったところで、かつてのトップ逃げ馬ネロの競りかけてきた。しかしそれをさらなるスピードを発揮して退けた。その結果、重馬場で前半3F33.3秒という不測のハイペースになったにもかかわらず、それでも堂々の2着に粘った
3歳牝馬としてはかなり使いこんでいる印象だが、馬体重は今回が過去最高と案外堪えていないのかもしれない。レース後の状態によってはスプリンターズSでもこの快速が見られるか
《ネロ ◇ランクアップ 7位→6位》
好スタートだったがラブカンプーはさらに速かった。とにかく追いまくり一旦は先頭に立ったもののラブカンプーの再加速に屈した。7歳秋でも依然速さは保っており、先頭を取り切ればまだまだしっかり戦えそうだ。ただ今回は相手が悪かった
《ダイアナヘイロー ◇ランクダウン 6位→9位》
好スタートで流れの中で前につけた。しかし周りはさらに速い馬だらけで控えるカタチになりそのまま中団から伸びることなくレースを終えた。もともと中団からでは伸びない馬であることに加えて、道中で鼻出血を起こしていたとのこと
《ウインソワレ ◇ランクダウン 8位→10位》
イマイチのスタートになり、すぐにコーナーが来る阪神1200mコースでの大外15番では後方に回るしかなかった。前に行く気力をなくして14着といいところがなかった
勝ち馬短評
《ファインニードル》
外から好スタートを切ってすんなり中団の前目を確保。最後の直線で外を回ってまっすぐ伸びて勝利
重馬場を考えると超ハイペースの流れで、前の馬がバテるのを待ってしっかり伸びてきた。最後の1Fは12.7秒とガクッとラップが落ちていることから、スピードの持続力で勝るこの馬にもってこいの展開になった
ハイペースになりさえすればスプリンターズSでも崩れることはなさそう
【今回の予想記事】