『テレ玉杯オーバルスプリント』(3歳上G3) 浦和 ダ1400m(稍重)
◆勝ち馬◆ ノブワイルド 勝ち時計 1:26.1【平均ハロン 12.30】
◆逃げ馬◆ ノブワイルド(1着) 前半ラップ 35.2【3F基準 36.9】《Hペース》
ノブワイルドのレース展開
2番枠から飛び出したノブワイルドが内をキープして逃げ確定。ネロにピッタリ半馬身差で着かれていたが、残り600mで振り切ると4馬身のリードで直線へ。減速しつつも後続の差し脚も重く先頭を守り切って勝利した
ラップタイム表
☆逃げ馬評価
《ノブワイルド ◇ランクイン 圏外→3位》
2歳時は中央で逃げており、3歳で浦和に転厩後はさらに逃げ馬としての存在感を増して活躍していた馬。中央の逃げ馬たちがそろってどうかと思っていたが、抜群のスタートで好位置をキープしてそのまま逃げ切ってしまった
最後の1Fが14.2秒というバテバテ状態でも、道中のハイペースで後続の足を潰していたおかげで凌ぐことに成功。超小回りの短距離戦という中央にないコースで地の利を完全に生かした見事な勝利だった
今後も地方競馬の重賞での活躍が注目される
《ネロ ◇ランクキープ 10位→10位》
スタートで好加速を見せたが内のノブワイルドには届かず2番手追走。残り600mでついていけなくなり脱落するも後続もバテバテ状態で結果5着には残った
速いことは速いのだが、昨年までの抑えきれない行きっぷりはなくなったか
《ウインムート ◇ランクキープ 13位→13位》
スタートから極めて激しく追って3、4番手を確保。逆に言えば今回以上の速さは望めないということか。向こう正面で戦意喪失したのかムチを入れてもずるずる下がっていき8着に沈んだ
《ドライヴナイト ◇ランクダウン 2位→4位》
出遅れ気味のスタートで中段からの競馬。道中特に動くこともなく上がりに賭けたようだが、終盤追っても上がってこれずに6着
ハイレベルな逃げ馬の揃った天保山Sのハナを叩いてそれでも好走したことを評価しての高ランクなのだが、どうやら安定して逃げられないタイプのよう。逃げれば強いのは分かっていても、出遅れなどで次走も後れをとるようなら、この馬の見方を変えなければいけないか
【レース前の予想記事】