『鳴尾記念』(3歳上G3) 中京 芝2000m
◆逃げ馬◆ キングオブドラゴン(5着) ◆前3F 36.1 ※平均 35.31
◇勝ち馬◇ ヴェルトライゼンデ【差】 ◇勝ち時計 1:57.7(良)
逃げ馬展開
並んだスタートからキングオブドラゴンが押してスッと前に出た。終始3/4馬身差での逃げ。最後の直線ですぐに2番手のショウナンバルディを競り落とし、いい伸びを見せた。しかし後続馬がさらに鋭い脚で迫り最後は5着で入線
逃げ馬短評
《キングオブドラゴン》
▼決勝タイムから考えて前半のラップを落としすぎ”キレ勝負”に持ち込んでしまったのが大きな敗因だろう。この馬自身は上がり34.6秒と過去最速タイの末脚を発揮したが上位馬たちの33秒台のキレには歯が立たなかった
また、2番手のショウナンバルディの坂井騎手は前走キングオブドラゴンに乗っており、前にプレッシャーをかけまいとややかかりながらもブレーキ。ありがたいことなのだが、このサポートに頼り過ぎてしまった部分があったかもしれない
ここでの勝利を狙うならもう少し道中でラップを上げる必要があったか
▼とはいえこの馬は今後長距離レースを主戦に走ると考えられる。ここで飛ばしすぎて長距離での折り合いに悪影響を及ぼすのは避けたかったのかも
次走は長距離レースを選んでゆったり逃げを狙うだろう