『アルゼンチン共和国杯』(3歳上G2) 東京 芝2500m
◆逃げ馬◆ キングオブドラゴン(18着) ◆前3F 35.9 ※平均 36.26
◇勝ち馬◇ ブレークアップ【先】 ◇勝ち時計 2:31.1(良)
逃げ馬展開
全馬ゆっくりした発馬の中、最内枠のキングオブドラゴンが激しく押して抜け出していった。向こう正面に入ると5馬身差をつける大逃げ。しかし2馬身のリードで直線に向いたところで内にささってラチに接触。そこからは追うのをやめ大差の最下位でゴールした
逃げ馬短評
《キングオブドラゴン》
▼まずは大事故にならなくて良かった。一応完走できていることから怪我も軽いと期待したい
”もしあのまま走れていたら”という話だが、ロングスパート気味に動いてもレースの上がりが34.9秒でほとんどの馬が34.0秒前後を出すキレ勝負になったため、この馬のキレを考えると6着くらい?というところだろう(あの大逃げでも道中のペースはまだ遅かったということ)
▼今回もフワッとしたスタートで逃げ馬としては頼りない発馬だった。また直線入口でのアクシデントが今後の精神的なダメージになってる可能性がある
次走はよほど楽なメンバーでないと積極的にハナを狙わないかもしれない
《アフリカンゴールド》
▼並のスタートで騎手が前に促しても加速はゆっくりで、第2コーナーでやっと前と離れた2番手につけた。最終コーナーから激しくスパートをかけたがキレ負けし10着
▼国分恭介騎手が怪我のためマーカンド騎手に乗り替わり。ほぼ唯一の逃げ馬要素だった”逃げ騎手”を失い、レース前の時点で”普通の先行馬”になってしまっていた