『天皇賞(春)』
逃◎ タイトルホルダー 横山和 3番
●逃げ自信度 B
芝・中長距離ランキング11位。前走日経賞では並のスタートでディアスティマに半馬身前に出られて激しく押し、内の有利さもありハナに立った。ただその後はリラックスした走りで自分のペースを守った結果、8馬身差の圧勝
今回も内枠に入り、まずはハナを目指すだろう。他馬は「この馬を楽に逃がしたら勝たれる」と分かっていても、同時に「自分が競りかけたら潰れる」という意識もあるはずで、キタサンブラックのように強すぎるがゆえにマイペースで逃げられるケース
ただ今回の関しては2番手争いが激化しそうで、ここに挙げた他の逃げ馬3頭に加えてディープボンド、ブレークアップ、シルヴァーソニックと番手が欲しい馬ぞろい。その余波で”かかる馬”が出るようならレースが荒れることも十分考えられる
逃〇 ディアスティマ 北村友 11番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング13位。前走日経賞では好スタートを決めて一旦はハナに立ちかけたが、内のタイトルホルダーが加速してくるとおとなしく2番手に控え、協調体制を築いて自分は3着に入った
今回も内外が同じ位置関係の為、無理にハナにこだわって潰れるよりは前走と同じように番手を走って共存を目指しそう
よほどの好スタート&タイトルホルダーが出遅れた場合のみハナに立つことになりそう
逃▲ アスクビクターモア 横山武 6番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング13位。前走日経賞では大きく出遅れて後方のままレースを終えた
今回は鞍上が横山武に替わり、陣営からは積極的に前を狙う意思を感じる。明け4歳馬ということもあり、勢いがついたら先行にとどまらずハナまでいく可能性が少しある
逃△ アフリカンゴールド 国分恭 17番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング18位。前走阪神大賞典で逃げて4着に入ったが、1F目13.0秒、3F目38.6秒と逃げ相手に恵まれてのもの
今回は上位の逃げランク馬が2頭いることに加えて自身は大外枠に入った。これによってほぼ逃げの目はなくなったと考えられる