【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

【2023年】歴史的ロケットスタート誕生‼『逃げ馬ベストレース7選』※動画リンク付き

 

逃げベストレース 最優秀賞

葵ステークス モズメイメイ

歴史的ドンピシャロケットスタートが決まったレース。ゲートが開いた瞬間モズメイメイが2馬身前に出ているという、現実感を失うような光景が印象的

ちなみにこのスタートは馬の突進にタイミングが合ったわけではなく、武豊騎手の話によると「ゲートの中ではメチャクチャおとなしかった。鼻先をピタッと扉につけて、耳をピンと立てて、開く瞬間に精神統一してるみたいだった。」とのこと

またハナが決まるのがあまりに早すぎて他馬たちが争う隙がなかったため、スプリント戦にもかかわらず1F目12.4秒と遅いラップになったのも興味深いところ

【当時のレビュー記事】

 

 

 

優秀賞

サウジカップ パンサラッサ

前年のドバイTを逃げ切っていることでマークが強まったか、1~4Fの区間を11.0秒台連発の超ハイラップにもかかわらず大逃げにはならず、1馬身差でついてこられる展開。しかしそこはあのパンサラッサ。自身がバテる以上に後続馬の脚を削り取っていた

そして怖ろしいことに、レース後吉田豊騎手は「ペースがあまり速くなかったのが勝因」とコメントしている

【当時のレビュー記事】

 

 

ドバイシーマクラシック イクイノックス

イクイノックスが世界最高レーティングを手に入れたレース。これまで差し追い込みをしていたこの馬が、誰も行かないのを見て自然に先頭に立つカタチに

道中抑えっぱなしでも12秒前後の速めラップを続け、後続馬が追い始めたところでやっとブレーキをやめると一気に加速。すぐ突き放したあとに申し訳程度に手綱を押して、騎手が後ろを見て確認するともう追うのをやめた

【当時のレビュー記事】

 

 

北九州記念 ジャスパークローネ

ジャスパークローネはこの年の序盤まで、類まれなダッシュ力はあるのものゲートでモゾモゾする悪癖があり、よく出遅れてロスの多い競馬をしていた。それがレースを重ねるごとに段々とゲートがうまくなっていき、このレースで一つの完成形を示すまでに成長した

ここで見せた1F目11.6秒の鮮烈なロケットスタートは同時に、新たなるスプリント界の逃げ馬王者誕生の瞬間でもあった

【当時のレビュー記事】

 

 

菊花賞 ドゥレッツァ

外枠スタートで序盤に脚を使ってハナに立つも道中2頭に前に出られるという肉体的にも精神的にも厳しい展開。しかしそれら難なくこなし切って圧勝した

圧倒的な能力で”自在味のある逃げ”の枠を越えた自在味を見せた

【当時のレビュー記事】


 

チャンピオンズカップ レモンポップ

大外で立ち遅れ、挽回しようと少し押したら好加速しそのままハナ。あとは”溢れるスピードをいかに抑えるか”に終始。最終コーナーでやっとそのブレーキを解放すると、ほとばしるスピードで力強くゴールに飛んでいった

【当時のレビュー記事】

 

 

有馬記念 タイトルホルダー

G1を3勝の名馬の引退レース。長距離戦ながらラップ12.0前後をキープし続け「自分のラップを刻むだけで他馬は関係ない」といったまるで陸上競技のような走りで大逃げを敢行。この馬がやってきた”理論的な逃げ”の完成形を見せると同時に、最後の走りの”アツさ”も感じさせた

【当時のレビュー記事】