『平安ステークス』(4歳上G3) 京都 ダ1900m
◆逃げ馬◆ ミトノオー(1着) ◆前3F 35.6 ※平均 37.07
◇勝ち馬◇ ミトノオー【逃】 ◇勝ち時計 1:57.4(良)
逃げ馬展開
2番枠で好スタートを決めたミトノオーがすぐハナ。押して上がってきたメイショウフンジンに1馬身差を付けての逃げ。最終コーナーで半馬身に並ばれるが直線入口で2馬身離し、ゴール前で後方からの追い上げをしのいで勝利
逃げ馬短評
《ミトノオー》
▼序盤ハイラップを刻んでメイショウフンジンの追跡から逃れ、相手に番手を確定させた。そこからは2頭で合意しスローペースを仕組んで、前有利な展開を作り出し自身は逃げ切った
▼2番枠に入った時点でまずラッキーだったが、それに加えてポンと半馬身出た好発馬が光った。この発馬があれば今後もし外枠に入ったとしても十分ハナが狙えそう。ランキングトップの風格が増してきた
《メイショウフンジン》
▼相変わらず少し立ち遅れ気味の発馬だったが、すかさず鞭を入れて加速しミトノオーの番手に付けた。道中は手綱をガッチリ抑えて前2頭でスロー展開を画策。直線入口では離されるも、直線バテずに走り切り3着に残った
▼中距離の流れなら2番手でも我慢が利いたようだ。出脚がイマイチなのは気になるが、常に序盤猛プッシュする果敢なスタイルで13戦連続の掲示板入りを果たしたのは立派だ。これはどのレースも最後まで力を出し切ってきた証であり、その根性に敬意を表したい