『日本ダービー』(3歳G1) 東京 芝2400m
◆逃げ馬◆ エコロヴァルツ(8着) ◆前3F 36.3 ※平均 36.08
◇勝ち馬◇ ダノンデサイル【先】 ◇勝ち時計 2:24.3(良)
逃げ馬展開
大外スタートで激しく押して勢いを付けたエコロヴァルツがハナヘ。道中3/4馬身差での逃げ。直線残り350mで内外からかわされるも大バテせず8着でゴール
逃げ馬短評
《エコロヴァルツ》
▼岩田康誠騎手がよくやる”誰も行かないなら逃げる”戦法に出て初の逃げを敢行。今回は2022年ダービーのデシエルトで逃げた時と比べると、余裕のあるハナの立ち方で人馬共に落ち着きを感じた
途中までかなりのスローペースにコントロールできていたが、1000m地点から逃げ候補にもかかわらず一旦最後方に控えていたサンライズアースがグングン上がってきて、1400m地点で前に到達するとそこから全体ラップが一気に加速
残り1000mからスパートが始まる長い末脚勝負になり、逃げたエコロヴァルツは直線半ばで内外からかわされて置いていかれてしまった
▼これまで追い込みと先行で実績詰んできた馬。今回の逃げの試みもまあまあ良かったが、特にハマったわけでもなかった。今後は実績あるマイル付近のレースでの”控える競馬”に戻りそうだ