『ジャパンカップ』
逃◎ ユニコーンライオン 国分優 9番
●逃げ自信度 A
芝・中長距離ランキング2位。前走福島記念では序盤ハイラップで先頭に立ち、中盤ピタリとスローペースに落とし、終盤にかけて加速し後続の脚を封じる”器用な逃げ”で勝利
今回は”海外の逃げ馬”がいるが欧州の競馬は極めて序盤遅い。そのため彼らは日本競馬でハナに立つのは難しいだろう。つまり他に逃げ馬はいないと考えてよく、この馬としては前走よりも楽にハナに立てそうだ
さらに有力馬に差し、追込が多いこのメンバーなら前のマークは緩みそうで、思い通りに走れる可能性が高い
『京阪杯』
逃◎ ビアンフェ 藤岡佑 16番
●逃げ自信度 B
芝・短距離ランキング1位。前走函館SS では前半3F32.8秒で逃げて16着
馬体重は560㎏とかなりの大型馬。これまでもこの体重でそれなりに走っているものの、もっと絞れたら後半持つのでは?と期待できる体つき。もしマイナス体重で出てきたら狙い目
前々から課題の発馬は近走徐々に良化していたのだが5ヵ月半と長い休み明けなので信頼度はやや下がる
今回はランキング1位2位の直接対決で、こちらは大外枠になり厳しい状況。それでも”何が何でも行く”というこれまでの姿勢を貫くなら、こちらがハナに立つ可能性がわずかに高いとみる
逃〇 テイエムスパーダ 今村聖 5番
●逃げ自信度 B
芝・短距離ランキング2位。前走スプリンターズSでは最内スタートで2馬身出遅れ大ピンチに陥ったが、運良く前の馬が道を空けてくれてハナを確保できた
今回も内目の枠で逃げやすいのだが、この馬は走るごとに発馬が悪くなっている印象。それが”斤量の増加”によるものなのか”年齢的な気性の落ち着き”によるものなのかは分からないが、いずれにしてもここでも出遅れる可能性がある
逃げてレコードタイムを出した今村騎手の騎乗でダッシュ力が戻ればいいが、もし今回このコンビでも遅れるようなら今後の深刻さは増すことになる