『オークス』
逃◎ ゴールデンハインド 菅原明 6番
●逃げ自信度 B
前走フローラSを逃げ切っており自信を持って逃げられるのはこの馬だけ。今回も乗る菅原騎手はその時がテン乗りだったため、逃げのイメージが固まっているはず
また、一応の逃げライバルになりそうなレミージュは少し外の枠に入ったことも、この馬には有利
逃〇 レミージュ 荻野極 8番
●逃げ自信度 C
逃げの持ち時計はゴールデンハインドと数字上は同等だが、発馬での立ち遅れが目立つ。前走チューリップ賞では後方の位置になり散々な結果だったため、今回は是が非でも前に行きたい気持ちは強いだろう
かといってこれまで必ずしも逃げてこそ結果を出したとは言いにくい戦績。今回もし内の馬が出るようなら無理せず番手に収まろうとするはず
『平安ステークス』
逃◎ ロードヴァレンチ 永野 8番
●逃げ自信度 C
ダ・中長距離ランキング8位。1800m戦をよく逃げていて、前走マーチSでもスロー逃げを図った。そこでは途中からつつかれて中盤以降速いラップ連発の力勝負になったものの4着。この馬の強さの片鱗を見せた
今回は逃げ馬の中で最も内の枠には入り有利な立場。4歳騙馬と抑えがききにくそうで、無理に馬と喧嘩するくらいなら前に出ていくと考えられる
逃〇 メイショウカズサ 浜中 16番
●逃げ自信度 C
ダ・中長距離ランキング3位。前走アンタレスSではいつも通りの速さを見せるも、勝馬の力任せの逃げに敵わず2番手を走り大敗
今回は大外枠に入ってしまったが、現状この馬の速さはキープできていると考えられ、それを十分に発揮すればハナも有り得ると予想
心配点は騎手がテン乗りであるということ
逃▲ メイショウフンジン 酒井 9番
●逃げ自信度 C
ダ・中長距離ランキング5位。前走ダイオライト記念ではテリオスベルの2番手で3着
1900m以下のレースではほとんど2番手を走っており、速さの上限はこの辺りと考えられる
同じ馬主のメイショウカズサも出ることから、前で喧嘩はしたくないはず。となると番手でもOKなこの馬が引くことになるだろう
逃△ テリオスベル 古川吉 12番
●逃げ自信度 C
ダ・中長距離ランキング4位。出脚のない馬だが、押しまくってレース中盤からでもハナを奪いにくる特殊な馬
これまでは江田照男騎手が乗ってきたが負傷のため今回は古川吉洋騎手に交代。ただでさえ先行が難しい馬での”乗り変わり”は先行力ダウンなのだが、それに加えて古川騎手自身が積極策は苦手なタイプ
今回、奇跡的によほど速いスタートを切らない限り、無難に番手あたりを走らせそう