『高松宮記念』
逃◎ ファストフォース 柴山 15番
●逃げ自信度 C
芝・短距離ランキング6位。休み明けの前走オーシャンSでは出足の鈍さを露呈して、その後押しまくって巻き返しても番手止まりになった
出足の心配はそのままだが、オーシャンSで前を行った逃げ馬たちは今回出ておらず消去法的にはこの馬が逃げ足トップということになる
外枠、テン乗りとさらに不安点は多いが、それを差し引いてもわずかに他の馬よりは逃げる確率が高い
逃〇 ジャンダルム 荻野極 8番
●逃げ自信度 C
ビリーヴの仔でデイリー杯2歳Sを勝ち将来を期待された素質馬。しかしイマイチ開花しないまま4年が過ぎ、久々に前走オーシャンSで重賞を勝利した
ここ2戦は荻野極騎手に手綱が戻り”ビアンフェの2番手”という”ほぼ逃げ馬”といっていい位置で走って復調してきた。前々走のスプリンターズSでは控えて惨敗したことからここはなにがなんでも前に出てくるはずだ
外のファストフォースが玉砕覚悟で絡んでくる可能性があるが、あちらはテン乗りでもしかしたらそこまでやってこないかもしれない。となるとジャンダルムがハナに立つ可能性がある
逃げるにしろ番手になるにしろ前は取れそう。相手は強くなるがこの馬の走りはできそうで展開がハマる可能性がある。人気を集めないようなら馬券的に狙い目!
『日経賞』
逃◎ タイトルホルダー 横山和 11番
●逃げ自信度 A
芝・中長距離ランキング8位。新馬、弥生賞、菊花賞と3勝すべてを逃げ切りで獲っている
一時期”番手に控える競馬で上手くいかなかった”という経験済み。なので今後もよほどのスランプに当たらない限り前での競馬を貫いてきそう
今回のような先行馬の少ないメンバーであれば、自然と逃げるカタチに入れそうだ
『マーチステークス』
逃◎ アイオライト 菱田裕 5番
●逃げ自信度 A
ダート・中長距離ランキング7位
前走東海Sでは発馬で楽逃げの展開に持ち込みかけた矢先に暴走した馬に絡まれる厳しい展開だった。ただそれでもハナは譲らなかったことからダート界での逃げ馬としての存在感はより大きくなったと言える
逃げライバルになりそうなワイドファラオはG1でしか逃げない傾向があり今回入った枠も7番とアイオライトより外で積極的に前には来なそう
押し上げてくるタイプの番手馬たちが揃って楽な逃げは難しいだろうが、序盤を平穏にこなすことさえできれば勝ち負けする力はある
★現在の逃げ馬ランキング表★