『マイラーズカップ』
逃◎ ベステンダンク 鮫島駿 6番
●逃げ自信度 C
近走で逃げている馬がいないメンバー構成。この中ではベステンダンクが一応の逃げ筆頭か
1F目の持ち時計が12.5秒と遅いのは不安点。しかし昨年のマイラーズCでは前半絡まれたとはいえ序盤3F33.3秒という猛時計で逃げた実績がある
そしてブリンカーの着用を始めたそのマイラーズC以降、先行力が戻ったようでよく逃げている。となると今回の6番枠では絶好の逃げ時といえるだろう
鮫島騎手が乗るのは3年半ぶり。ただ、当時乗っていたときも逃げ&先行をさせていたため大きなマイナスではない
逃〇 ホウオウアマゾン 坂井 7番
●逃げ自信度 C
高い能力を見せつつも噛み合わない競馬が続いている
マイルCSでは巧みに逃げて5着→阪神Cでは序盤包まれるも差して2着→東京新聞杯では自ら控えて直線で詰まって12着
阪神Cで意外と差し脚が良かったため東京新聞杯では色気が出て差し作戦を敢行したのだろう。しかし勝負どころでの反応が遅く不利を被った
差しが向かないとは言い切れないが、この馬の潜在能力を信じるのであれば今回は素直に先行策に戻すのが筋だろう。理想は番手での競馬。それでも他の馬たちが序盤もたつくようなら一気に抜け出す展開が考えられる
『福島牝馬ステークス』
逃◎ ロザムール 武藤 14番
●逃げ自信度 B
芝・中長距離ランキング3位。前々走でナチュラルに出遅れたものの、前走中山牝馬Sでは何事もなかったかのように好スタートを決めて逃げた
”逃げるしかないタイプ”でありながら”スロー逃げが得意”という難しいタイプ。後半の展開は他の馬次第と割り切って、どのレースでも序盤はとにかく逃げを狙ってくる
今回は武藤騎手のテン乗り。外枠に入りさらに外にスプリンターのキタイがいる状況で発馬次第で騎手の逃げ意識が決まりそうではある。どちらが逃げるか50:50ではあるものの逃げ争いで並んだならば自信を持って前に行ける分、僅かにこちらの方が逃げ確率は高い
逃〇 キタイ 古川吉 16番
●逃げ自信度 B
ほぼスプリント戦を逃げ先行してきた馬。条件戦ながら1800m以上では4戦してすべて逃げている。しかしその際は内枠が多く、今回の大外枠ではやや逃げにくそう
また騎手は控えがちな古川騎手のテン乗り。この起用から陣営としてもゆったり行かせたい方針が見える
どうしても馬の勢いを抑えられないようなら行かせるだろうが、まずは番手あたりを狙って序盤は様子を見そう
★現在の逃げ馬ランキング表★