『アルゼンチン共和国杯』
逃◎ アフリカンゴールド 国分恭 5番
●逃げ自信度 B
芝・中長距離ランキング9位。前走京都大賞典では先行メンバーに恵まれて単騎のスロー逃げで5着。天皇賞(春)での心房細動の後遺症の心配を払拭する走りだった
今回逃げライバルになりそうなディアスティマよりも序盤の持ち時計は速く、加えて相手より内枠に入れたことで俄然有利になった
逃〇 ディアスティマ 北村友 13番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング12位。前走目黒記念 ではスロー逃げで2着
番手をこなした経験あり、内のアフリカンゴールドがガツガツ前を主張するようなら早めに控えるはず
レースに出てくればいつも結果を出す強い馬なのだが、2021年は3走のみ2022年は2走のみと足元に不安を抱えているようだ。今回5か月の休み明けで状態面の見極めは必要だろう
『みやこステークス』
逃◎ メイクアリープ 幸 7番
●逃げ自信度 C
ダ・中長距離ランキング9位。前走太秦Sでは2F目まで猛ラップを出しロードエクレールらのハナを叩き、その後も速めのイーブンラップの苦しい展開でも5着と頑張った
番手こなせるタイプなのでここで無理に行く必要はない。しかし今回は逃げ候補の中で最も内の枠に入ったことで、前走の出脚を再現できるならハナに立つ可能性が高まった
逃〇 ウィリアムバローズ 坂井 14番
●逃げ自信度 C
ダ・中長距離ランキング3位。前走ラジオ日本賞 では好加速でハナ立ちイーブンペースで完封勝利
今回もハナに立ちたいところだが1F目の出脚はイマイチな馬。外枠に入ったことで好発を決められなければスムーズなハナは難しくなった
もしいつもの”イマイチな発馬”だった場合は無理にハナをとりには行かないと考えられる(これまで番手でも結果は出している)
逃▲ メイショウカズサ 古川吉 11番
●逃げ自信度 C
ダ・中長距離ランキング7位。序盤の持ち時計はあるが近走は先行力に陰りが見える
ただ前走1400mのエニフSで61㎏を背負うという荒療治的出走。出遅れて後方だったが一応速い流れは経験した。もしかしたらいい時の先行力が戻っている可能性がなくはないか
逃△ ペプチドナイル 富田 12番
●逃げ自信度 C
OPクラスを逃げて2勝していたが、前走エルムSでは激しいハナ争いで馬群に閉じ込められて惨敗
ここは何が何でも前に出てくるだろうが出脚の速さは不足気味。内に速い馬がいる今回の枠構成ではハナは厳しいだろう